1回目は、今は落ち目のHTC製品。ものはLegendです。
名前はレジェンドと少し重たいですけど、実機は小型で軽量でした。
HTC Legend
HTCで何機種か見られた「シャクレ」があります。これ、端末の下部が少し折れ曲がったような形状ですけど、案外使いやすいのです。ポケットでの収まりは多少気になることもありますが。
当時の事ですので、3Gのみ。バンド的にも確か1だけだったかな。
圏外になることもチラホラあったと思います。でも、好きな端末でした。
アルミユニボディ。その時、初めて耳にしました。
画面や端末一部(上下)を除きアルミ合金で出来ています。それも一体物。プラの安物成型で出来た国産機を見ていた目には、新鮮ですばらしいく映ったものです。
OSはアンドロイド2.1位でしたか。
私は1.5から触ってますけど、当時の進化には勢いを感じておりました。今とは違う。
HTC Legend 裏面
ハード面では、アルミユニボディと「シャクレ」以外に、光学式のトラックボールも。これはこれで便利でしたね。画面タッチだけで終わらせずに、手元で操作できるのです。
今となっては高コストでしょうし、大型画面でもタッチ操作が普通になってしまったので将来的に復活は無いのでしょうな。
電池交換可能な時代でしたから、ボディ下部を外してバッテリーを抜くことが出来ます。SIM なんかも同じ下からです。上は外れない構造。
昨今の端末に比べるとかなり小さいです。アルミ削り出しボディも肉薄ではない。
それらの影響か、カッチリした感じでソリッドな印象でした。
たとえば、ボディを掴んで画面を爪で軽く叩くと、カツンカツンという感触が得られます。その時の、剛性感などは非常に高くて安心感がありますね。
もう、こんなのは作られないのでしょうな。