2017年8月30日水曜日

1/100 DC-3 童友社製 その3

3回目になりました。



DC-3 全体像 銀塗り初回


2回目のヤスリがけが終わってから、少し進めて銀色塗装です。
コックピットの窓は未装着で、内側からマスクしてあります。そのため、黄色っぽく見えます。
客室の窓も同様ですが、目立たないかな。



DC-3 目線を落として


こちらの画像では、客室側の黄色も分かりやすいでしょう。
念のため、内部に銀色塗装が回らないように保護してあります。実効的には意味無いと思います。

エンジン上部の空気取り入れ口は、別パーツになっています。しかし、開口再現はありませんので、適当に削って黒塗りしておきました。



DC-3 全体 追加銀塗装


銀色の塗装は、素材のジュラルミンをイメージしたものです。
普通は、この上に塗装されるのでしょう。しかし、古い飛行機は銀色剥き出しも多いのです。

左上のコックピット内部は未装着。
機首前、主翼後方の合計3個の部品は、脚部に取り付けるソリです。
雪国での運行用アクセサリーが付属していました。



DC-3 垂直尾翼手前



ご覧の通り残念な仕上げです。
2つ割のボディを接着後、パテなどで処理してからヤスリを掛けています。
しかし、まだ処理が甘く小さい窪みが残っています。
今回は手抜きで進めましょう。修正はしません。



DC-3 尾部下面


残念仕上げは続きます。
尾輪の取り付け部付近に、上面と同じような窪みが残っています。
こっちの方が大きく気になりますけど、裏面だから気にしないということで。

尾輪用の穴は部品の合いが悪いです。適当にパテ埋めして、削り込んであります。
やはり仕上げは汚いですけど、細かいことは気にせず進めましょう。


2017年8月27日日曜日

1/100 DC-3 童友社製 その2

その後も、作業を進めております。

サーフェイサーの後、ヤスリがけを進行。




DC-3 全体の様子


上の画像は、ボディと主翼などをブロック組み、その後サーフェイサーを塗装。
それから、ヤスリをほぼ全面に掛けたところまでです。

垂直尾翼など、グレーの部分があります。それらがサーフェイサーの残り部分。




DC-3 客室窓付近

ごらんの通り、一見して白の成型品状態です。
グレーに細い線が走っているのは、凹線モールドにサーフェイサーが残っているから。

細かいことを言うと、窓が綺麗に抜けていないとか気にはなります。
でも、無視して進めます。



DC-3コックピット内部


見にくい絵で失礼します。
部品は、キャビンの床と隔壁が3枚あります。それから、シートが3点。
計器板と操縦桿が付いています。

シート2点は、操縦士と副操縦士用。もう1点は、エンジニア用で後ろに置くよう指示がありました。位置決めは無いので適当に設置してあります。

操縦桿はハンドル型2つを、1本のアームで支えています。
ここまで再現しなくてもと思ったりしますね。



DC-3 エンジンナセルとプロペラ


ナセルの成型はあまり良くないような。気になる人は、ヤスリがけ等で頑張りましょう。
エンジンとカウルフラップの内側は、とりあえず黒塗りにしてあります。







2017年8月23日水曜日

1/24 サイドカー タスカ製 その1

珍しく?1/24スケールの模型です。
そういえば、最近同じスケールのちょっと変わったのを買いましたっけ。


ツエンダップ KS750 サイドカー付き


この模型は、日本のメーカー製です。
タミヤとかの大手ではありませんけどね。地味に頑張っていると応援したい気持ちも少々出てきます。

そう言えば、社名変更していたとか。
アスカとタスカだと似ているので、私的には良く理解できておりません。多分、アスカに変わったのでしょう。箱にはシールが上貼りされていますし。



バイクは現物があまり大きな物ではないため、一般的なAFVものにあわせた1/35だと小さいです。嵩張らないのは良いけれど、それだと面白みが無い。
じゃあ大きくとなれば、1/12などの物が出てはいます。でも、AFVでは無いものばかり。

1/24が最適かと言われても、何とも分かりません。
上の方で書いたとおり、最近同じスケールのキューベルワーゲンを作りました。小さい車なので、スケール的に悪くないと感じております。だから、今回のサイドカーも同じくらいにしておこうと思った次第。

探していたら、たまたまこの模型がヒットしたのでした。
世の中に無ければ買えませんし、過去のプレミアモデルを買う程酔狂でもない。


前置きが長くなっております。
パーツのチェックは、ざっと行ってあります。
平面部分がツルツルな感じは少し抵抗ありますけど、細部の上がりは良好です。面は塗装とか、サーフェイサーなどで処理するとしましょう。





2017年8月17日木曜日

レーザー加工機 その2

その後、少し触ってみました。
多少の感想などを書いておきます。


PCに専用のソフトを入れて、何度か運転してみました。
前回書いたとおり、サンプルのデータを紙や木にテストしています。
幾つか見えてきた問題などもあります。



レーザー自体の問題

出力の弱いレーザーゆえに、白い紙には無力でした。
最初のテストでは厚手の上質紙(光沢の強いもの)を使ってみると、、、。何も変化がありません。

次、PPCの紙なら、加工は出来ました。

さらに色画用紙を用意してテスト。赤い紙でのテストも問題なし。
最初に加工したものは、パワーが強すぎて焼けすぎていました。そのため、パワーを落として次のテストを開始。

すると、、、。
何故か途中から焦げがなくなっています。良く見ると、薄っすらと絵が見えるだけで、一切の焦げも切れ目もありません。
理由は分かりませんけど、レーザーの出力が落ちたようです。

その後、少しテストを続けても、パワーは戻りません。
最期は、パワー全開で線画を加工してみたところ、一応切り抜く手前位までは焼くことが出来ています。

さて、何が理由で出力が落ちたのか、、、。
フォーカスではないので、レーザー単体の不良なのか、それとも何か別に原因があるのかな?



ステージの移動用ベルト

レーザーを動かすために、XY方向にレールがあります。
そして、レールに沿ってゴム製のベルトが張られていて、モーターを使って移動する仕組みです。
当初、このベルトを適当にセットしてありました。
当然ながら、張力などが適切でないと、上手く動かなくなります。

テストしながら、少し張力を調整しておきました。
当面は、今のレベルでテストを続けようかと。



ステージの初期位置

XYに動く以上、原点は何処かにあるわけです。
特にきちんとした設定は無いのですが、それでもスタート位置はおよそ決めてから動かすことになります。
当然ながら、描画する絵のどこから始まるのか、何cm 位動くのかは重要なポイントです。
事前に確認してから、レーザーを手動で動かして原点を決めなければなりません。



モーターの発熱

X軸に1個、Y軸に2個のモーターが付いています。
動作の都合上X軸の物は頻繁に動きます。それが原因でもあるのですが、異常にモーターが発熱していました。
手で触ると火傷する位の温度に上がっています。高速回転するわけでも無いし、この温度は何なのでしょうね。

危険に感じるため、アルミのフレームを乗せて空気を当てつつ少し空冷する事にしました。
Y軸のモーターはほぼ何ともありませんし、本来発熱が懸念されるレーザーは常温を維持しています。ファンも付いていますけど、要らないレベルです。



作業時間

ステージを0.1mm 刻みくらいに移動させながら、レーザーを照射しているようです。
それを繰り返して面を焼く。1ドットの作業時間は短いのですけど、一定の面積を走査するには時間が掛かります。

50mm 四方程度の線画を使っても、2時間くらいは必要でしょう。
よりパワーのあるレーザーを使って、モーターの動作も高速だったら短縮は出来るのかと思います。その場合、上に書いたようなモーターの発熱は何とかしないと危ないです。多分、火傷じゃなくてモーターが壊れる。




この器械は、まじめに作られた製品ではありません。
あくまでも玩具というか、実験器具と思うべきです。私もその認識で買って遊んでおります。
まじめに使いたくても、サポートはありませんし。壊れたらそれで終わり。
自分で治すなり、改造するなりもありますけど、深入りする気はあまりないです。





2017年8月16日水曜日

1/144 飛龍 アオシマ製 双発小隊 その2

組み立て等開始しています。

既に、ボディや主翼などの大物のパーツ単体は固定して、パテやらヤスリのお世話になっています。


飛龍の全体像


スジボリは、大雑把に凹に彫り直ししました。
腕も無いし適当。故に、曲がっていたり、凸の線と二重に見えたり、、、。



尾輪の構造が気になっていたので、ざっと調べてみました。
すると、やはり普通に引き込み脚です。引き込んだ後の蓋は左右分割のものらしい。

模型では省略されていて、タダの箱になっています。拘るなら箱をカットして、ハッチを作る等の作業が必要になります。
今回は手を入れる気も無いので、そのまま進めます。



飛龍の機首パーツ クリアー


機首や尾部などはガラス部分が再現されています。
部品はクリアーのそれですから、窓枠を塗装しなければなりません。最も面倒で大変な部品です。

ソモソモ、それなりのスケールだったら遣り甲斐もあるのですが、この小さい物を丁寧に塗装する気力はちょっと無いですね。
かと言って、何もしない訳にも参りません。どうしようかな。

塗装するとすれば、マスクしながら何度か塗装を繰り返すことになるでしょう。一発マスクとは行かないですね。



機体はサーフェイサーを吹いたグレーな感じに上がっています。
上に貼った画像がその状態。


この後は、機体下面色を全体に塗装します。
それから、緑色系の上面塗装になる訳ですが、、、。
最終的にどんな塗装にしたものか。

グニョグニョの迷彩は嫌ですね。完成できそうもない。普通に2色仕上げでしょうか。陸軍モノなので、緑と言っても渋い方で。



2017年8月13日日曜日

レーザー加工機 これはガジェットではない


先日、レーザーカッター的な物を買いました。
厳密にはカッターと呼ぶにはパワーが弱く、切り抜きは難しそうです。
出来るのは、平面の上に焼き跡をつけて文字や絵などを描くことでしょう。


話を始める前に少々、断り書きをしておきます。
この器械はガジェットではないです。少なくとも、私はそう思います。また、模型でもない。模型の部品を作ることは出来なく無いでしょうけどね。
工作機械とか工具の範疇と言えるでしょう。だから、このブログに書くのは場違い。

この場では、細かいことは気にせず、先を進めます。


装置の全体図(事前に見ていたもの)



この手の器械は昔は非常に高価でした。
もちろん今でも国内品を探せば、それなりのお値段は致しますね。

今回は偶然にも?気が向いたので、工作機械を買ってみたというお話。
もちろん、安いもので適当に遊ぶのが目的です。仕事用に使えるとか、本格的なとかではありません。

安い物は中国から。昨今、安くもなくなりつつあるのでしょうが、彼の地は良い物から粗悪品まで幅広くあります。それに、日本の様に企業が死に体ではなく、アグレッシブに活動しております。
だから、手作り的なものもラフだけど、安く売られているという訳です。


入手した器械もかなりラフな感じ。
WEBに掲載されていた画像と、送られてきたものはちょっと違います。
恐らく、小ロットで作っているうちに、改良されたのでしょう。
上に貼った画像は、WEBに掲載されていたものです。当然、これが届くのだろうと思ったら、アクリルの部分が違う形状になっておりました。些細なことではあります。

全パーツ


また、組み立てが必要なキットみたいなものなのですが、説明書がありません。ある程度予測しておりましたけどね。確かWEBに動画の説明があったようなと探しても、見当たらない。恐らく、別の商品で見たものと混同しているのでしょう。

仕方ないので、完成画像などを見ながら組み立て開始。
特に難しいところもなく、一通り完成しました。

パーツの画像も販売元から持ってきています。中央に文字が入っているのは、そのためです。私が加工した訳ではありません。



早速試運転をしてみたところ、、、。
白い紙にレーザーを当ててもほぼ何も起きません。
仕方ないので、適当な木材で試したところ線が引けました。

木材の場合はレーザーの反射も弱くなっているので、恐らく白色は反射が強くて焼けないのでしょう。パワーの弱い機材だと使い勝手は悪いのかも知れません。

弱いレーザーでは、アクリル板が切れないとか、その手の知識はあります。しかし、実際に触ってみないと分からない事も多いです。そんな訳ですから、今回はテストで買ってみたというのが正しいお話。

なお、私が手に入れたのはパワーの最も弱いと思われる製品です。
その点お間違いの無いように。500mW 程度では、カッターにはならないかと。



紙などを切るにはレーザーだと焦げ目が気になります。
それなら、物理的なカッターで切れば良いです。そして、それを実現する器械も世の中にはあります。
最も手を出しやすい感じなのは、ブラザーのアレです。

実は一度現物のデモを拝見したのですが、非常に良い感じでした。高いのだろうなと調べると、思いの外安くて直ぐに買える範囲。一桁万円です。
ただ切るだけではなく、絵などをスキャンして、そのデータから輪郭抽出したりも出来ました。個人的に欲しいと思えたので、その流れで今回のレーザーを買ってみた次第。

レーザーの場合はカットよりも、焦げ目で文字を入れるような使い方の方が良いのかなと思うようになりました。出力が小さいとカットの作業時間は長くなりますし、パワーがあれば焦げ目も多くなるでしょう。



テスト加工例


この画像は、木材の表面に加工した事例です。
装置に最初から付属しているサンプルの線画をそのまま出力してあります。(厳密には、一部欠落した加工例)

パッと見は分からないものの、こうやって拡大してみるとレーザーのドットが良く分かります。



販売WEBで掲載されていた作例画像


最期に、WEBに乗っていた画像を貼っておきます。(中華なので著作権的にはアレですね)
これは商品の機能・性能を示す作例なのですが、中央上のような厚手の木材は切れません。その下にあるサンプルの様に、木に線画を描くのが妥当かと思います。

右下の色紙の切り抜き位は出来るかも知れませんけどね。
まだ、テストも1度だけですし、今後遊んでみたいと思います。




2017年8月11日金曜日

YOGA BOOK Lenovo製のアンドロイド その3

3回目の記事です。
ただし、特に何も特筆すべきネタはありません。気まぐれで少しだけ。


その後、順調に使っております。
特別な不具合はないと思いますね。

10inch のアンドロイドは、手元で使う定番になっています。
それをyogabook に置き換えたのですが、不具合無くというか、この形式の方が使いやすいのは明白です。

タブレットは自立しません。しかし、こいつはクラムシェルの形にもなるし、テントスタイルでも使えます。
キーボードはフラットなので、タイプはし難い。でも折り返した時に気にならないのは大きなメリットでしょう。

私の場合、キーボードは欲しいけど、使用頻度は低いです。
だから、この程度で大丈夫だと思いました。


画面は綺麗ですし、パフォーマンスも充分あります。
ゲームもやらないから、互換性等の問題も思い当たる節は無い。


SIM の入るモデルを買いました。なので、安いSIM を入れてあります。
通常は殆ど使いません。あくまでも、出かけた時や無線LAN が厳しい時だけの緊急用と割り切っています。


無線LAN は電波状態が少し悪化すると、即接続しなくなります。
その場合、設定画面を呼び出して少し待ちます。すると接続してくれます。


仕事では別のタブレットを使っています。そっちは普通にタブレットなのでYogabook になれていると、ちょっとモドカシク感じることもあります。
自立するかしないかは大きいですな。

ただし、そう言ってもキーボード付きだと重くなります。
かばんに入れて持ち歩く事が多いなら、普通のタブレットの方がよいかも。
後はカバーの有無ですね。

前に使っていたタブレットは、皮製のカバーを付けていました。そのため、重さが800g 位になっていたはずです。意味無いというか、Yogabook の方が優れているのは明白に思います。
もっとも、こいつにカバーする様な人には意味が無いとは思いますけどね。



2017年8月3日木曜日

1/100 DC-3 童友社製

5月頃に千葉でレッドブルエアレースがありました。
また、その頃丁度?、スイスから世界を回るDC-3 のツアーがあり、日本に飛来していました。

タイミングが良いのか、合わせたのかは分かりませんが、エアレース会場にも飛来して姿を見ることが出来ました。また、同じく復元された零戦(殆ど別物)も飛んでいたのです。


DC-3 パッケージ


さて、その時のDC-3 は千葉だけではなく、熊本や福島なども回っていて被災地への景気付けになっていた企画らしいです。
機体はかなり古いのですけど、メンテナンスされて普通に飛べる状態というのも凄いですね。日本ではあり得ないでしょう。

元々、個人的に旅客機には興味はないですが、刺激されたのでちょっと手を出したという事です。


例によって、発売社のオリジナルでは無さそうに思えました。
取り説は古い感じですし、恐らく倒産した会社の金型なのでしょうね。


DC-3 説明書の一部


いつもの様にモノクロの組み立て説明が入っています。
一応、塗装とデカールの指示書もありました。

上の説明書を見ると分かる通り、客席の窓はクリアパーツです。
また、コックピット周りもそれなりに部品があります。組み上げると殆ど見えないと思うのだけど、無駄に凝っている感じです。


パーツは白色のランナーが2枚。クリアーの窓パーツが1枚です。
それでは、各部確認を。


DC-3 機首周辺

窓下に少し引けがあります。
また、拡大してみると、スジボリが乱れている様子も見えます。
金型が古いので、凸の部分がダレているのでしょう。



DC-3 尾翼の部分

特筆すべき事はないです。
ちなみに、色がグレーっぽいのはライティングや画像調整の影響です。
表面が見えないと意味無いですから、色のズレは気にしていません。



DC-3客席窓付近

窓は普通に開口しています。
クリアパーツは2種入っていて、片方は窓の真ん中に丸い穴が開いています。
軍用バージョン?とかで使うのかな?



DC-3主翼上面のエンジンナセル付近

丸い模様部分は、デカールだと赤丸になる位置でしょう。
燃料の注入口かな。



DC-3主翼下面の中央部分

何箇所かに穴があります。
中央のものはアンテナ支柱だったかと思います。
左右の各3個は、主脚の取り付け用。上からナセルのパーツが被さるので、取り付け時に穴の位置を注意しなければなりません。



総じて、予測したより良好な製品でした。

成型品は綺麗な方ですし、パーツの合いも悪くはありません。

二つ割の合わせについては、位置決めの嵌め合い等はありません。だから、擦り合わせをしてから、慎重に接着しないと失敗します。
特に胴体は、成型品の反りがあって中央部に隙間ができます。
胴体後方の尾輪辺りは大幅に狂いもあるので、後でパテやらのお世話になるでしょう。


全体が凹線モールドで上がっています。
線が太めだったり、少し乱れている感じはあります。古い機体なので、あまり細かいことは気にせずに進めましょう。