2025年12月18日木曜日

排気ブースの入れ替え検討 その4

換気扇が固定されたので、スチレンボード関係の組み立てを行いました。

 

・換気扇固定板に取り付ける四角い枠を固定

・排気ブース本体になる四角い箱(4面だけ)を製作

・内部の整風板?を製作

・内部照明のLED 取り付け部を加工

・開口部の蓋を製作


全体像 グリルと照明も装着

黒ベースで分かりにくいですが、簡単に説明します。

奥の換気扇には、付属のグリルを取り付けました。別途不織布も貼ります。

手前側の黒い部分が排気ブースの本体です。いずれもスチレンボード製。

上辺手前には照明を付けてあります。

この後、整風板?を付けて完成となります。蓋もあるけど

 


そんな流れで、全体が完成しました。

細かい話を少々追加します。


整風板には上下に切り込みを入れました。

前回の排気ブースでテストしたものと同様に、10㎜程の切り込みです。

整風板自体は取り外し式にしています。

奥にある換気扇に、不織布フィルターを取り付けるためです。


整風板?を取り付けた様子

整風板?の上下に切り欠きあり

箱組の精度が低いので、横方向に隙間が出来ています。

隙間からもミストなどを吸う筈ですね。

動作には支障無さそうなのでスルーとしましょう。何時もの事です。



蓋とゴム磁石による説明書固定

開口部の蓋には、ゴム磁石の板を貼りました。

本当なら、金属(鉄)板を貼るのが良さそうですが、手ごろなものはありません。

強めの磁石を使って説明書や塗装指示の固定して使います。

当初案はホワイトボードの流用でした。そっちの方が良かったかもしれません。




2025年12月16日火曜日

排気ブースの入れ替え検討 その3

実際に入手した部品など

・換気扇(パナソニック製FY-17C8)  ¥5,000台

・φ100アルミダクト  ¥1,000程度 

・レデューサーパイプ(φ100→φ75)  ¥1,000程度

・アルミテープ  ¥1,000弱

・ダクト締め付け金具  ¥600弱 2つ買いましたが、無くても大丈夫そう

・換気扇取り付け板(概寸600mm x 300mm)  ¥2,000程度

・排気ブース本体(四角い箱組:スチレンボードなど)  ¥1,000以下

・AC電源ケーブル(在りもの流用)  ¥0

・LED照明(在りもの流用)  ¥0 

・コーキング剤(隙間埋め用)  ¥500

 

合計で¥12,000 位でした。

取付板は綺麗な集成材を使っていますが、見た目は関係ないため適当な合板で良いと思います。サイズ的に手ごろなものがあれば安価になるでしょう。

厳密には細かい作業に手持ち品も使っています。

両面テープとか接着剤などですね。工具もドリルやジグソーを使いました。



換気扇の取り付け

一番問題になるのは換気扇の取り付けです。

今回は設置場所が決まっていて、寸法は決め打ちで合わせる形になりました。

木の板に開口部を作り、換気扇を取り付けます。そして、その板を既存の棚に固定です。


棚に取り付けた換気扇


棚への固定は、結束バンド(インシュロック)を使いました。

簡単に固定するだけで十分でしょう。

白いスチレンボードの枠を仮置きしてあります。後ほど固定する予定です。

この枠は、後ほど製作する排気ブース本体(箱組)の固定と位置決め用に使います。


換気扇と板が固定出来れば、あとはそれ程問題ありません。

板に合わせて排気ブース本体の箱構造を作るだけです。

何時ものスチレンボード方式で組みましょう。


内部には斜めの陰圧板?を取り付ける予定です。



換気扇単独の試運転を行ってみました。

ダクト周りは仮接続ですが、本番と基本的に同じ状態です。

運転すると音は静かな割に、吸引力はシッカリ出ている感じでした。

試しに煙を吸わせてみますが悪くない。

念のため、外部の排気口を確認すると従来より流量は多い様子です。

何れも感覚的な試験ですが問題はなさそうでした。

 


2025年12月14日日曜日

排気ブースの入れ替え検討 その2

その後、換気扇本体をどうするか検討していました。

選択肢としては2つ。

 

1.天井設置型の換気扇を横倒しで使う

2.ダクト用のファンを使う

 

天井設置型の場合は、横倒しで大丈夫かどうかが気にかかりました。

幸い、横倒しで使う事例もあったので、短期的には問題なさそうです。

数年回したらどうなるか、その辺り含めてちょっとしたチャレンジかもしれない。

 

ダクト用は配管の途中に入れるタイプです。

太い円筒形のもので内部にファンが入っています。

妥当な気もしつつ、シロッコファンで尚且つ実績のある方が良いかなと思うレベル。


そんなところでしたが、結局天井設置型にしました。

横倒し運用にチャレンジ?してみましょう。


セレクトしたのは、小さめの17サイズ(設置部の開口177mm)です。

風量は大丈夫そうでしたが、消費電力が7Wと小さく音も小さい様子。

少々心配もありますけど、最悪駄目ならまた考えるという事で走ってみます。



せっかくなので、換気扇の写真を貼っておきます。

パナソニック製 天井埋込形換気扇 FY-17C8


換気扇の開口部

この面から吸引します。

中の丸い枠は取り外し出来ます。

奥に見えるのがシロッコファンで、それも取り外し可能です。

右側の構造は排気口です。内部に弁も付いています。


通常の設置方向(開口部が下)

 

排気口と逆流防止弁

モーターユニットと接点

全体的にプラ製品ですが、モーター周りは金属になっています。

左手のギボシ?はアース用の端子。

手前の黒い箱は、電源線接続部です。

繋ぐには、銅の単線が必要です。撚線だと押し込めないので繋がりません。



排気口部分を取り外したところ

本体側を覗く

排気口部分は、取り付け作業時を考慮した設計で取り外せます。

先にダクトを繋いでおいて、その後本体を取り付ける流れになります。

付属の説明書にも書かれている通り、天井取り付けなら必要な機構です。今回は同じような作業をしていますので、取り外して組み込みました。


ネジ取り付け部

本体のリブを板に固定するには、木ネジを使います。(付属しています)

ネジ穴は開口していませんが、薄くなっているので直接ネジを当てて問題ありません。下穴を開けるのも好しでしょう。

今回は、板の上で位置決め後、細いドリルで直接下穴を開けました。



ダクト関係の処理も懸案です。

排気ブースからはφ100のダクトになりますが、壁を通過することは出来ません。

現状で使えるスペースはφ85程度です。

此の点を解決するために、直径を変換するスリーブを使うことにしました。

φ100からφ75に落とすものが市販されていますので、上手く使えば大丈夫でしょう。