模型やガジェットと逸れる番外編です。
ネタ切れなので、適当に古い話を徒然に。
その昔、およそ20年程度前のことでしょうか。
あまり正確には覚えていませんし、伝聞推定や憶測なども踏まえての内容です。
とある方が起業していました。
一応は縁のある方ですが直接お話はしておらず、情報だけ流れて来た感じです。
確かサラリーマンをされていて、その後何らかの切っ掛けで起業されたのでしょう。
業種は写真屋(ラボ)です。具体的には、フィルムの現像や写真プリントを行うサービス業。
日本人は恐らく写真が好きなのでしょう。
それよりも昔に、沢山のカメラが作られましたし多くの人が写真を撮っていました。
当時の写真は銀塩写真です。フィルムを入れて、写真を撮ります。
そのフィルムは一旦回収され、化学的な現像処理を受けてネガが出来ます。次にネガに光を当ててプリント焼き付けし、更に科学的な処理をして終わります。
手間も時間も掛かる方式でした。
写真屋(ラボ)では、そんな作業を行って代金を貰う仕事です。
古い時代だと、手作業でしたし、その後は大きな現像所で一括処理もしていました。
次代が下れば、個人事業主でも扱える全自動の小型機も普及しています。
起業された方の話は、そんな全自動機があるタイミングだったのです。
フィルムを入れれば、現像もプリントも自動で行ってくれます。
作業としては楽ですし、それなりに回転出来れば利益も出せるでしょう。
また、自営業には定年はありませんから、そんな魅力も感じられたのかもしれない。
ただ、時代が悪かった。
既にフィルムの時代ではなくなりつつ、多くがデジタルに移行していました。
今ほどでは無いにしても、全般がデジタルに向いている時代。
そんな時代の起業はリスクが高く、実際今時はほぼ店舗も無くなっています。
店舗を持つには場所が重要ですし、時代の流れもあります。
極端に言えばマーケティングの分析が必要です。それも、クールに見れないと駄目になる。
場所代、機械のリース料、一日の売り上げ想定、回転率などなど、、、
私自身古い人なので、写真はフィルムという記憶はあります。
自分で長尺フィルムを買い、パトローネに詰め替えていましたし、現像やプリントも一通り熟しました。
ちなみに、モノクロがメインです。
カラーも少し扱っていましたが、あれはコスト含めて厄介な代物ですね。
当然、カラーのプリントには流石に手を出していません。
その後時代が移り、写真はデジタルになりました。
その過程で、過去のものが消えてゆきます。
アメリカの大手企業だったコダックは消滅。
日本の富士フィルムは生きていますが、多角経営のお陰なのでしょう。
カメラメーカーも消滅していきました。
大手のニコンやキヤノンは無事でも、ミノルタはありません。
ペンタックス、オリンパスは別の会社へ。
デジタル的にはソニーが優位になり、写真よりビデオの強みが見えています。
今時はビデオも普通に撮るでしょうし、なにより技術的な優位性があります。
高性能なビデオなら、スチール切り出しも造作がない。
旧来のカメラは機械式でした。そこから、電子工作を進めるのは課題も多いでしょう。
ちなみに、旧コニカは旧ミノルタと合併。
現在はコニカミノルタという社名で、コピー機などが主力らしいです。
旧ミノルタのカメラ技術は、ソニーに吸収されたと聞きます。
直近のニュアンスでは、カメラ事業は一眼系を除き厳しいらしい。
ニコンは企業体として怪しくなりつつ、外資が筆頭株主になっています。
個人的には見切りをつけて、全機材を売却処分しましたが、、、。