パーツを眺めて色々と考える。
最初に思うのは、金型が古いので色々不都合があるという点です。
バリやヒケはもちろん、パーツの合いが悪い部分があります。
また、パーツ分割や塗装にも配慮しないと厳しいかも知れません。
主翼の上下合わせ目
良くあるパターンで、合わせ目が汚い。
接着固定した後にしっかりパテやらヤスリで処理しましょう。
| 主翼前縁(雑に処理済) |
胴体の合わせ目
左右二つ割のよくある形式です。
問題は2つ。
内部に入れるパーツの位置決めが曖昧になっています。
コックピット、エンジン、計器盤の位置や接着の問題に注意しましょう。
もう1つは、エンジンカウルが一体化していることです。
カウルの先端は別になっていますが、それ以降は尾翼まで一体成型されています。
合わせ目処理は簡単ではないと思います。
| 機首付近(左側がコックピット) |
尾輪関係
尾輪は別パーツで、胴体側の凹みに挿入する形です。
全く合わないと思ってください。切った貼ったで何とかしましょう。
そして、胴体との段差や継ぎ目の処理も厄介です。
| 胴体下部(左側は着艦フック、右側は尾輪位置) |
よく見ると説明書にはヒケ注意と書かれていました。確かにヒケもある。
胴体側の形状も良くないため、パテ兼接着剤を多く使っています。ある程度削り込みますが、程々で終わりにする予定です。
プロペラとエンジン
エンジン側に軸を入れて、プロペラを固定します。
軸の成型は悪いですし、このパターンで組むのは厄介です。
軸を自作して、後からプロペラを挿入するようにした方が良いかと。
| プロペラやエンジンのパーツ |
エンジンは見える部分のみ再現されています。
写真の中央にあるものが回転軸です。右下のプラ棒に置き換え予定です。
| エンジン組み込みなど |
上の写真はエンジンを仮組し、カウリング先端部を擦り合わせ中の様子です。
胴体側には、爆弾庫の扉が仮組されていますが大きな隙間があります。
この隙間はもちろん問題なのですが、前後の合わせや胴体の形状ズレも見られます。
爆弾庫の扉
胴体中央に大きな爆弾庫があり、扉は別パーツになっています。
開いた状態で組むには、パーツをカットしないとなりません。
閉じた状態の方が簡単かと言えば、全くそんなことはなく大変です。
胴体にきちんと合わないため、どうやって誤魔化すか考えさせられます。
私は無視しつつ進ますけどね。
結局のところ、今回の組み立ては手抜きすることにしました。
問題が多いし、直すのは手間が掛かります。
製品のレベルからして、やる気が起きないのも大きいです。
ざっと調べた範囲で金型はかなり古い様子。
ふと思い出すのは、キー109でした。あれは1966年だから、こちらの方が余程新しいであろうと考えられます。でも、成型品の上りは宜しくないですね。
流星改と試作機の選択式になっています。
基本は試作機にしつつ、爆弾庫は閉じます。魚雷も搭載しません。
そんな方向で進めてみましょう。

