2026年3月26日木曜日

塗装に纏わるお話 臭いとミスト

模型を組みますと、塗装する必要に迫られます。

もちろん、塗装しない方法や選択肢もある訳ですが、通常のスケールモデルでは避けられないと思います。


一部のカーモデル、ガンプラなどは塗装しないでも見栄えの良い設計がなされています。

多色成型や塗装済みなど、色々と考えられているからです。

これらを例外とすると、他は普通に塗装が必要になるでしょう。

 

 

さて、塗装が避けられないとしたら、幾つかの懸念があると思います。

 

一つ目は臭いです。

塗装に使う塗料や溶剤は臭いがします。

ラッカー系と呼ばれる塗料は臭いも強い。次にエナメル系で、最後は水系になるでしょう。 

塗装後の特性を考えると臭い方がベターですが、塗装中やその後の部屋の臭いは好ましくない。ご本人様は良くても、家族や同居人が許してくれないかも知れません。

 

臭いが強めに出ると恐れる人がいます。

確かに健康には良くありませんし、アレルギー的なものだったら避けないと駄目でしょう。

しかし、普通の人にとっては恐れる程の事ではないと思います。

こんな風に書けるのは、私が化学系の知見があるからです。工業系の化学薬品などは強力かつ大量に使われます。それらと比べれば、模型の塗装は微量で微弱なものだからです。

 

怖がる人は、防毒マスク的なものを使っています。

有機溶剤や臭いも一定レベルまで抑えらえるでしょう。しかし、そんなに大仰なマスクが必要かと言われたらノーと答えます。

それよりも注意すべきはミストでしょう。塗料などの飛沫です。


二つ目がミストです。

筆塗りの場合はほぼ無視できますが、エアブラシなどを使うとミストが飛びます。

ミストは細かいため周囲を漂い、皮膚に付いたり鼻から吸い込まれる。

中身は有機溶剤や顔料、樹脂などです。

普通の塗料であれば、特段強い毒性などはないでしょう。それでも、直接触れるのは避けたいです。臭いとはレベルが違うと認識してください。

感覚的には臭いの方が強烈。ミストはあまり気にしない人も居るかも知れません。その点が怖い所です。 


ミスト対策には、防毒マスク的なものも役に立ちます。

問題はコストや手軽さが損なわれること。

私も過去に使ったことがありますが、息苦しく非常に不快な体験でした。特に夏場などの気温が高目な時節柄は、汗を伴うため尚更厳しいでしょう。

そして、管理がおざなりになるとカビが生えます。

臭いや有機溶剤を吸着するカートリッジを付けているため、マスクを密封容器に格納していたことがありました。その場合、カビや細菌が広がるので却ってリスキーです。


個人的には不織布マスクで対処しています。

完璧ではありませんし、ミストが多い場合は吸い込んでいることもあるでしょう。

それでも、何も対策しないよりは遥かに良い筈です。

可能な限り排気ブースで除去しつつ、大量にミストが舞わないようにしましょう。

大きな模型で大量に吹く場合は要注意です。



以前使っていた排気ブースは、能力が低く臭いもミストも一定以上飛んでいました。

所詮はこんなものだろうと思っていた訳ですが、直近に自作した排気ブースでは大幅に状況が改善されています。

その昔、エアコンの調子が悪くなったことがありました。確認するとフィルターに埃が沢山積もっていたのですが、その色は赤っぽくなっていました。

原因は簡単で塗料のミストです。当時塗装していた240Z の赤色でしょう。


臭いはあっという間に拡散するから、排気ブースは微力と思っていました。

ところが、明らかに臭いの残り方が違うのです。

当然ミストの飛び方も変わりました。

強く大量にエアブラシを使用すると、吹き返しやミストの飛散が多く見られましたが、それも大幅に減少しています。

臭いの原因はミスト部分の影響も大きく、排気ブースの能力で体感が相当変化するものでした。


エアブラシを使っても、排気ブースを持たない人たちもいます。

僅かな量しか使わないなら問題も少ないですが、吹いたミストは臭いの元になります。

吸い込んでもよくありませんし、周辺の家具などにも付着するのです。

色々事情はあるでしょうが、何とか改善した方が良いと思います。



2026年3月24日火曜日

銀玉デッポウ 古い玩具

その昔手に入れた玩具です。

あれから、どのくらいの月日が流れたのだろうか。

そんな物をタイムカプセル?から出してみました。


一番小さい銀玉デッポウ

普通サイズの銀玉デッポウ


銀玉デッポウとは、紙粘土で出来た丸い球を機械的に打ち出す玩具です。

紙粘土とは言っても、塗装して銀色にしてあるため銀玉です。

拳銃の形をしていて、中に入っているバネで球を飛ばします。



ウィンチェスター的な銀玉デッポウ


このモデルは拳銃型ではなく、ライフル的なものです。

引き金の手前にあるレバーで装填して発射する仕組みになっています。

玩具もそれに倣ってレバーがあります。

また、付属の部品を起こすと、引き金が引かれる仕組みもあって連射可能。

派手にやると壊しそうですが、、、。



テープ状の火薬を入れる銀玉デッポウ

少し変わり種というか、凝った感じの一品。

銀玉の部分は普通に動作しますが、それと連動して音が出る仕組みを持っています。

グリップの中にテープ状の火薬を入れて、発射時に叩いて音を出しています。

子供の目線からは、火薬は刺激的です。

音、煙、硝煙の香りなど、ちょっと危ない雰囲気がいいのかも。

なお、仕組みは凝っていますが、銀玉の威力はありません。



円盤銃

このモデルは銀玉ではなく、緑色の円盤を発射するタイプです。

バネで飛ばすのは同じですが何故か円盤でした。

飛ばした時に見やすいから、面白いのかもしれない。



より小型の玩具

 

腕時計型や拳銃型、小銃型もありました。

何れも、赤い弾丸?的なものを飛ばす玩具です。



写真の撮影は2010年でした。

今は2026年なので、16年前です。

そもそも物を手にしたのは1980年付近ではないかな。

あれから50年とか、物持ちが良いです。




2026年3月22日日曜日

1/350 宗谷 ハセガワ製 その9

長くなっていますので、一度進捗確認がてら仮組しました。


仮組した全景


中央から船尾への甲板は接着完了。

その後、飛行甲板なども接着しています。

航空機やヘリ、救命ボートの支柱などは仮置きです。基本未塗装。



船尾甲板

ほぼ見えなくなる甲板には、細かい部品が並びます。

棘の様な突き出しは、甲板を支える構造材です。

この後、上に乗る飛行甲板を接着しています。


飛行甲板まで固定出来れば、船橋も位置が決まり固定状態になります。

細かい部品や壁面の調整も出来ますね。



小型ヘリの胴体パーツ

宗谷に搭載されていたのは、航空機1とヘリが4でした。

ヘリの内訳は大型機が2と小型機が2。

後者はキャノピーが大きく透明なので、クリアパーツで成型されています。

後方のフレームはトラス構造ですから、フレーム以外は塗装しないで見せることになります。結構厄介でしょう。


胴体の中央には金型のパーティングラインが入っています。

キャノピーの凸は不適切なので、ヤスリ処理しておきました。

また、よく見るとキャノピー内部に気泡が入っています。どうしようもありません。

この場合は無視しておきましょう。(内側を削ってなどと、余計な事は考えない)


いずれの搭載機も1/350 と小さく、デカールなども大変そうです。

気は進みませんが出来る範囲でやりましょう。