2022年10月26日水曜日

Pixel 7pro テスト撮影 追加

適当に撮影したものを貼っておきます。


茶店の和菓子


初秋の樹木


デジタルカメラの苦手な、細かい枝葉が生い茂っています。

拡大すると溶けてしまう。

 


緑の紅葉


睡蓮


睡蓮の花を見つけました。

距離があるため、光学5倍で撮影。

手動で5倍にしているので、デジタルズームには入っていないと思います。



睡蓮の花


同じ場所から、ズーム最大の30倍。

デジタルズームも一杯使っての撮影です。

全体的に酷い絵ですけど、割り切ればありでしょう。そもそも、普通にこんなアップでは撮影出来ないですから。



バラ

風で揺れる中撮影。

後方等のボケが気持ち悪い。

これらは、勝手に画像処理されたものと思われます。

それにしても、酷いボケ味ですねえ。

 



2022年10月24日月曜日

pixel 7pro テスト撮影

海辺でテスト撮影してみました。

あまり深い意味はありませんが、気づいた点などを書いておきます。

 

 

x1

x5

x10

x20

x30

 

倍率表記はあっていると思いますが、最初のカットはx2 だったかも知れません。

また、exif を見ると7mm と19mm しかありません。

写真を貼っていないx0.5 は2mm でした。

ということで、3つのレンズを使っていることが分かります。


で、問題は望遠側ですね。

全部同じ焦点距離?光学ズームじゃなかったっけ?勘違いかな


確かx10 までは、デジタルズームは使わない筈です。

だから、x20 や x30 はデジタルズーム(画像拡大、補完処理)でしょう。

うーん、exif が嘘なのかな。バグなのか、手抜き仕様なのか。


画像保存の設定は、高画質と普通画質の2択。

サイズや圧縮率の設定はありません。

また、それなりのピクセル数なのに、ファイルサイズは小さい。

メモカメラとしては使いやすいけど、カメラとしてはダメかな。

サードパーティーのカメラアプリなら、もうちょっと調整可能でしょうかね。


一応、設定すればraw データも保存できます。

意味があるかどうかは不明ですし、面倒ですね。



追記

カメラのスペックを勘違いしていたようです。

上の記事には取り消し線を入れておきました。

カメラは超広角、広角、望遠の3種ですが、光学ズームは無いみたいですね。

望遠が5倍固定らしいです。

ただし、複数のカメラの画像を合成したり、適当にデジタルズームを入れたりするらしく、何だか気持ち悪い自動機材のようです。

そのうち固定できるカメラアプリが出たら、そっちに変えましょうかね。

 

 

 

2022年10月22日土曜日

Pixel 7pro の続き

新しい端末が来たので、少しずつテストしています。

のんびり適当にやっていますけど、今のところ問題は出ていません。


カメラが売りみたいなのですが、現状はパッとしない。

マクロや望遠は使えてますし、機能的には大体理解はできました。でも、画質的に好ましくないですね。

素人向けには、望遠の高倍率が売りになります。

手元の物を撮る場合のマクロも便利。

 

でもね、画質というのは、そういう事ではありません。

少々期待し過ぎかもしれないですが、写真屋としては率直な感想です。

 

普通は、はっきり、くっきりが期待されます。

そのため、派手な色付けやコントラスト、エッジ強調が目立ちます。

一番大事なのは、ディティールですが、、、。この手のカメラになると、後回しになる。

特に画像処理を売りにする端末ですから、尚更酷いことにもなります。

 

望遠のデジタルズームは酷いです。

玩具としては楽しい事もあるから、その点はありですけどね。

分かりやすくするために、10倍とか30倍と表示されています。それって、なんぼ?と思ってしまう。exif 見れば分かるけど面倒。

多分、標準を35mm 程度に設定しているのでしょうから、10倍で350mm とかですね。大体画角的にはあっているし。

30倍だと10000mm 近くでしょうか。手持ちで撮れるだけ大したものです。

※ここで語っている焦点距離は、35mm フルサイズを基本としたイメージです。
 スマートフォンの極小受光素子やレンズの実測値とは異なります。



知識や経験がない人は、望遠が大好きです。

しかし、それを実現するには大変なことばかり。

倍率をあげるなら、口径を大きくしないとなりませんが、出来ないですね。

では、センサーを小さくするしかない。画質は大幅に落ちる。

長い光路長を収めるため、カメラ収容のスペースが必要。だから、pixel のカメラバーはあんなに出っ張っているのでしょう。


悪口になりましたが、こんな小さな物で画質が云々以前に製品化できるのは凄いことです。

一昔前では無理でしたからね。



画面表示について少々。

この端末は、今時の傾向に合わせて有機ELを使っています。

薄く軽く、低消費電力、黒の締まりが良いなどのメリットはある。

しかし、色味やディティール面では今一つ。

屋内ではあまり気になりませんでしたが、外で見ていて変にシアン被りを感じました。

古い有機EL端末は、ギャラクシーS3を使っていました。あちらは、緑系の被りがあって時々違和感も出ていた。古いからなと思っておりました。

今の有機ELは大丈夫と思いきや、pixel7pro のこれはちょっと残念ですね。

その後、室内でも良く観察すると確かにシアンに寄っている感じを受けます。白部分は良いのですが、絵が出た時に微妙に引っ張られているような。

また、上に書いた外でというのもポイントでしょう。曇天下では、青がプッシュされるから尚更目立つはず。