ジオコレは基本的に1/150に縮小されたスケールで作られています。
一部は1/80もありますが、建物系は少ないです。
初めて出た1/80ものは、「母べえ」という名称の建物コレクションでした。
既に古い話なので、この製品について書いてみます。
製品名が普通と違うのは、映画のタイトルと合わせているからです。
松竹さんの映画と連携して生まれた製品でした。
当初は1/150での模型化も考えたのですが、実物が小さくて非常に地味になります。それを避けるために上のスケールを採用しています。
発売から月日が経って、時々手に入れたいという声も耳にしました。
しかし、ライセンス製品のため権利は既に失効しています。
二度と生産されることはないでしょう。市場在庫もないと思われます。
ネタ話になりますが、主演の吉永小百合さんの絡みについても書いておきます。
最初に吉永さんは固い女優さんです。ライセンス的に。
だから、彼女が商品パッケージに出ることはありません。けれども、ジオコレの製品箱には、映画のポスターをそのまま嵌め込んであり、吉永さんがシッカリ映っています。
非常に珍しいというか、おそらく世界初でしょう?
製品にはフィギュアが含まれています。主要登場人物4人をモデルにしているので、吉永さん(に似せたイメージ)も入っています。スケール的に似ているという事もありませんが、これも世界初?の出来事だったようです。
この製品を取りまとめるにあたり、松竹さんはじめいろいろな方にお世話になりました。あらためて感謝したいと思います。
何度か撮影現場にもお邪魔いたしました。
映画で出てくるシーンの撮影を見学することで、現場の雰囲気とか苦労も少し理解出来た気がします。
完成した映画を見ていて、自分が見学していたシーンが出ると感慨深いですね。あの時、カメラの後ろに何人かが立っていて、その中に自分も含まれていたということになりますから。
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