2022年5月12日木曜日

1/144 スペースシャトル ミニクラフト製

この模型は古そうで、検索しても物の情報が少ない。中身目当てなら避けたほうが良いかなと思いながら、買ってみました。


パッケージ


パーツは少ないです。

白色ランナーが2枚だけ。それ以外は、クリアパーツが2個とデカール。

本体の白い成形品は、ある程度のバリが見えています。

スジボリ再現にあたる部分は、およそ凸線モールドです。

耐熱タイルなどの細かいディティールは省略。

マーキングのデカール再現は普通ですが、エアロックなどもデカール。モールド部分含めて、かなり残念な感じになりそうです。


クリアパーツ

組み立て説明書

パーツ一覧(説明書)

デカール

ランナーとバリ

機首付近

腹面のパーツ


以前組み立てたハセガワ製の1/200 スペースシャトルより、ディティール不足かも知れない。

機首部分の中央が別パーツになっていて、噴射ノズル(凹)を再現する仕様です。パーツ分割上仕方ないのでしょうが、これだと合わせ目処理が厄介になりますね。

 

 

内緒の話

ミニクラフトというメーカーなのですが、当初勘違いしてミニアートだと思いこんでいました。何ともお恥ずかしい。

似ているようで似ていませんね。完全な思い込みから、最近まで信じ込んでいました。

何かおかしいと思って、改めてチェックすると、、、。そんな落ちです。


ちなみに、ミニクラフトを知らなかった訳ではないです。

難易度高めの飛行機模型などを作ってますね。過去に手を出した記憶はないですけど。

一定以上の技術があり、思い入れが強くないと組むのは厳しいかな。そんなメーカー。




2022年5月3日火曜日

1/35 駆逐戦車ラング タミヤ製

昔から興味があった車両です。

でも、手を出すことはなく、後回しにしていました。

前に書いた四号突撃砲と同じく、後回しにしていた模型。

(この車両は四号戦車ベースで突撃砲の発展型でもありますが、それとは関連ないです)

 

パッケージ

 

 

後回しにしていた理由はシンプル。砲身が飛び出していて邪魔だから。

また、傾斜装甲が多くディティールがのっぺりしているからでした。

この2つのデメリットは、四号突撃砲に圧倒的に劣ります。(個人的な下らない理由)

 

前置きがダラダラとしてしまいました。

模型の方は、金型リニューアルしたタミヤ製なので安心感があります。

キャタピラはゴムっぽい樹脂製のアレ。

砲身は左右分割ではなく、一体成型でした。確認するとスライド金型でもなく、普通に成形しているように見えます。引けはなさそうでした。


オプションで金属砲身が出ています。私は入手しておりませんが、そこまで要らないでしょう。

それから、説明書は組み立て説明と別にカラーの塗装ガイド兼、蘊蓄話が沢山掲載されていました。珍しいですね、これだけ力を入れるとは。

 



 

上の2枚は、ザっと仮組しつつサーフェイサー等を使ったところです。

戦車物なので、基本は黒立ち上げになりますし、グラデーションなども考えるとダークグレーや黒の粗塗りが多いかな。

戦闘室内部は一部再現されています。

別売の金属砲身セットを買えば、砲尾周りのパーツも再現出来ます。

 


ツマラナイ話

毎度のことですが、この車両は戦車ではありません。

カテゴリーは戦車としておりますが、深い意味はないです。

広い意味では、鉄の箱に大砲が乗っているから戦車。でも、それだと、自走砲かも知れないし、突撃砲からも知れない。これは、駆逐戦車。ややこしいね。

私目線では、突撃砲の分類になるかな。

 

戦車の大砲は大きく重いです。この車両では、砲身の長いタイプを車体の前に寄せて設置したため、前方に長く長く砲身が突き出ています。実際、輸送や走行には邪魔でしょう。

砲身が長いのは射速を稼ぐためです。威力を上げるには良いですが、砲が大きくなる。

砲身が長いと砲尾も大きく長くなるから、車内スペースも必要。

旋回砲塔じゃないから何とかなっている訳です。

ちなみに、車体の前方が重たいことから、転輪の消耗が激しかったらしいです。対策として、前側の転輪はゴム無しだったとか。