発売時からちょっと気になっていて、買うかどうか決めかねておりました。
お値段は安価ですから、別に重たく考える必要はありません。という事で手に入れてみました。
1/144 飛龍 パッケージ |
古い金型の製品です。
パッケージには、昭和50年代の金型とあります。案外古くないですね。
パッケージ側面 |
というのも、プラモデル関係には古い金型を使っている物が多数あるのです。
金型は開発に数百万単位でお金が掛かります。一度開発されたものは、会社が変わっても生き続けて生産される訳です。
飛龍の説明書(部分) |
この金型は恐らく、LSとかオオタキなのでしょう。
説明書の雰囲気もそんな感じ。手直ししていないだろうから、間違いも目立ちます。
パーツの全容 |
パーツは2つのランナー、クリアのランナー、デカールです。
また、小隊を名乗っているからなのか、2機セットになっています。画像は1機分のみです。
主翼のパーツ |
ボディのパーツ |
成型品を眺めると、思いの外キチンとした風情があります。
ただし、当然ながら凸モールド。直す気もないのだけど、どうしましょうかね。
所々にバリが少し、ヒケもちょっとあります。
主翼を仮組み(合わせてみただけ) |
主翼は上下に二つ割。
そのまま合わせてみても問題ない。キチンとしています。
古い物の場合、そもそも大幅にズレていたり、段差が酷いなど痛々しい製品も多いです。それらを知っていると、良い出来だなと感じます。
ボディの左右パーツ |
ボディはそう簡単には行きません。
ボディは左右に二つ割。
気になるのは、電探と尾輪です。これらも二つ割で胴体に一体成型されております。
そのまま組み上げるのは無理。一旦切り離して何とかする必要がありそうです。
操縦席周りはパーツ1つで再現。シートがあるだけです。
折角なので、ザ・人間でも仕込もうかと思ったけど、内部スペースが狭いです。難しそうですね。
全体を仮組み |
エンジンも付属していました。
しかし、ナセル内には入りません。おまけですね。
爆弾と運搬台も付属しています。
機首のクリアパーツ |
クリアパーツもチェック。
飛龍は機首部分が大きな窓というか、巨大なガラスエリアになっています。
今だったらプラスティックで造るのでしょうが、当時は平面ガラスの多面体構造でした。見た目はレトロで面白く、しかし、塗装するのは大変です。
パーツの上がりは悪く無いですね。思ったより良好という意味です。
何箇所か変な穴があって、可動式で機関砲を固定する構造になっている感じ。その穴などは外から透けて見えると思われます。
銃座を動かす気は無いし、見た目優先で作ります。
それらの処理をどうしようか思案中。
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