2019年2月3日日曜日

1/35 ガントリークレーン タコム製 その5

今度は面倒はワイヤー関係の作業です。


横長な構造部分


横に長い構造部は、下部が抜けているコの字型です。
上の写真の状態では、天面のパーツが付いていないため両側面だけで形状を保っています。

左右のパネルやモーター等の部品は固定してあります。そのため、形が崩れることは無く安定しています。

黄色いマスキングテープは作業中に必要な仮止めです。
特にワイヤー関係は、暴れてしまったり思わぬ引張りを受けるので注意が必要でしょう。






アップにした写真です。
横に走っている鎖は、台車を移動させるためのものです。
撓んでいるのは正常な形ではなく、作業中ゆえのもの。






こっちはモーター等が納められたエンド部分。
太い糸巻きでワイヤーを巻き取り、クレーンのフック部分を上下させます。

台車を移動させる鎖は、ギアを経て最も外側に繋がっています。
そこから、別の鎖が下に向かって垂直に垂れるのが正しい状態です。写真では、作業上の問題もあるため、鎖を適当に絡めて置いてあります。

鎖は銅色の細い物が付属しています。
恐らく、アクセサリー等で使うような何かでしょう。
このままではギラギラしますし、嘘な色になるので塗装は必須ですね。

ワイヤーの方はタコ糸。白いとカッコ悪いので適当にグレーに塗装しました。





台車の付近です。
台車には左右に2箇所の鎖取り付け部があります。(取り付け部のフックは、本来上を向く様です。適当に組んだら下向きも出来てしまいました。失敗作例です。)

一本の鎖は、両端を台車に固定された上で、構造部の両端にあるプーリーを解してループになっています。文章では、ちょっと説明しにくいです。






クレーンにワイヤーを仮設置したところです。
フックと戦車の砲塔を吊るすための専用治具もぶら下げて、さらに錘代わりに洗濯ばさみも付いています。






ワイヤーを通した台車部分です。
台車の外側には車輪があり、内側には4つのプーリーがあります。そこにワイヤーが通ります。






モーターが無い方の構造部の端部です。
ワイヤーの折り返し用にプーリーがあり、チェーンの駆動用にギア等が見えています。

なお、ここで露出している鎖は塗装を施してあるため、赤茶っぽくみえます。






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