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2025年7月6日日曜日

円形カッター

マスキングテープなどを丸く切り抜くカッターです。

過去の経緯から、同じような用途のカッターは2つ持っていますが不満もある。

今回は少し高級なものに手を出してみました。(ちょと後悔あり〼)


スペック高い方のサークルカッター



中国メーカーのディスペイと呼ばれるところの製品です。

”ペイ”じゃなくて、”ピエ”?と読めるんだけど。

 

新しく手に入れたタイプは、針が無いカッターです。

また、小さい円も切れるのが売りになっていましたが、、、。色々問題がありました。 


モノは2種あり、高級版と廉価版が選べる。

廉価版で良いかと思えば、在庫が無かった。

面倒だし、それなりに長く使うだろうと高い方を入手。失敗

ついでに、位置固定用の補助部品も買ってしまう。失敗



過去に入手したカッターはコンパス式でした。

円の中心に針を置き、刃の方を回して切り取ります。

使えない訳ではないし、構造が簡単で安価なのはありがたい。

しかし、小さい円は切り出せない。 

そんなに活用する機会もないでしょう。

それでも、きちんとした道具の必要性を感じたという訳です。



購入後に見た評価の類

・使いこなしが難しい

・刃が出すぎ

・刃の向きを調整しないと駄目



実際に触ってみて

刃の飛び出しが大きい。確かに、出すぎです。

強めの圧が掛かるため、マスキングテープの下(下敷き)も切れてしまう。

ヘタすると、器具全体が浮き上がる。


普通に刃先を取り付けた状態


刃の突き出し量を抑えるには、調整ネジを限界近くまで緩めないとならない。

グラつきもあるので、出来れば避けたい気もするレベル。


ネジを最大近く緩めた状態


突き出し量を上手く調整しても、今度は刃先の向きを整える必要あり。

マスキングテープに刃先を当てた時、向きが悪いとテープが切れずにグチャグチャになる。



刃の突き出し量を調整して複数回切ったテープ


左下の丸は綺麗に抜けています。

しかし、右側や上にあるカット跡はグチャグチャになりました。

この違いは刃先の向きにあります。 



使い方の手順

1.刃先の突き出し量を調整する
 基本的に、ネジは最大限緩めておく必要あり。その後微調整。

2.マスキングテープは、カッティングマットに強く貼る
 良くあるゴム系のマットを使って、表面にテープをきちんと強く貼りましょう。

3.刃先を慎重に調整する
 刃の進行方向を確認し、刃先を最適な角度に向ける。
 カッターが回転した時に、綺麗に刃が入る角度が望ましい。

4.静かにマスキングテープの上に置く

5.一定の速度で、回転させて切る
 刃の入り方を見て、圧が強かったりテープが崩れたら中止してやり直し。



備考

・回転機構は妥当(最高ではない)な滑らかさ
 ボールベアリングを埋め込んであるらしい。
 低速回転だから、必須とは思えないけど。売り文句にはなる。 

・半径設定は微妙
 目盛りが付いているが、ネジ止め時にズレたりする。
 そもそも、正確な目盛りかどうか不明。目安にしましょう。

・刃先が長いのだろうか
 ネジを緩めないとならない理由として、刃先が長すぎるということか?
 当初の設計では、刃が短い予定だったとか?
 案外、発注ミスだったり

・一見豪華できちんとしているが、よく見ると作りが甘い
 分厚いアルミインゴットの削りだしと、大きなボールベアリングの挿入が豪華。
 しかし、よく見て動作させると詰めの甘さが目立つ。
 円が切れればよいので、そこは追及しません。 

・説明書なし
 必要ないとも言えますけど、最低限の注意事項は欲しいですね。
 無駄に動画が上がっていますが、重要な事は伝えられていません。
 結局、ネット検索などして試しながら使い方を知りました。



総評

基本は悪く無い製品だと思います。

問題は刃の出すぎる事と調整機構、それと価格でしょう。

本体が9千円位、位置決めパーツが3千円位で入手しました。

後者のパーツは出番があるかどうか不明です。念のため抑えたというレベル。

安価な方の本体は5千円位らしいですから、そっちらが無難です。



2025年4月24日木曜日

排気ブースの自作 その5 2021年から現在まで

古い記事に排気ブースの自作について書いていました。

記録は2021年でしたから、4年ほど経過した訳です。

少々遅くなりましたが、運用に関しての感想などを纏めておきます。


全体的な印象として、大きな問題はありません。

風量はありますし、設置後の不具合も無いです。

それだけだとアレなので、細かい話などを少々致します。

 


フードの内部には、排気ブース製品に見られるハニカムフィルター?(段ボール)を置きました。あれは、役に立つパーツなので、他社製品を流用させていただいています。


また、布団乾燥機ボディにも不織布のフィルターをセット。

時々交換していたのですが、奥にあることやフードとの接続部の関係で面倒でした。

そこで、最近はフード側に不織布を貼っています。

 

フィルターは薄いものを1枚のみ。

厚くした方がダストを取れますが、目詰まりしやすくなります。

また、風量が落ちるため、それを回避する意味もある。

 

当然モーター含めた、内部構造にダストが付きやすくなります。

ある程度使ったら、廃棄する前提での運用なので気にしないのが吉。

そもそも廃品利用ですかから、何年か使えれば十分。そんな割り切りです。


ちなみに、次の排気ブースに加湿器の廃品を使おうかと考えています。

加湿器として10年以上使い、捨てるレベルのものが手元にあります。

モーターはまだまだ使えるので、改造して排気ブース用にするのは妥当かなと。

ものは大型で、風量も十分出ますから。




2021年10月14日木曜日

排気ブースの自作 その3

※リスク警告※

100Vで駆動するモーターに、溶剤を含む排気が当たります。 

最悪、発火や爆発も考えられなくありません。

従って、改造等をお勧めするものではありません。

※警告終わり※

 

 

比較的順調に進み、終わりにする予定でした。

しかし、残念ながらトラブル発生です。


排気ブース自体は完成し、それを収めている棚を増築することにしました。

単純に部品を買ってきて、上に積み重ねるだけ。

高さを事前に測定して、それに合わせたパーツを手配したツモリが、、、。

開けてびっくり、寸法を間違えておりました。


さてどうするか。

案1 大きな板を使って、布団乾燥機(改造済)を乗せる。

 棚板の空間には収まらないので、後方に出っ張らせる形式。

 そのままではバランスが崩れて脱落するため、固定金具などを考える必要あり。

案2 単純に高さを正しい形にする。

 間違えた長さの棒は諦めて、新たに棒を手配するだけ。

 一番楽ではある。

案3 布団乾燥機(改造済)を横置きにする。

 当初考えていたが、安定しにくいかと思ってパスしていました。

 新しい部材は不要。



こんな感じで考えを纏めてみた。

うーん、出銭がなくスッキリするのは3番ですね。


そのような経緯を経て、ファンを流用している布団乾燥機を90度横置きに変更しました。

たまたま、棚板の隙間はほぼ無くなり綺麗に収容出来ています。

ホースの取り回しも支障ないですし、良かったことにしておきましょう。


なお、この改造により接続部を一旦切り離して、加工調整しています。

案外面倒ではありましたが、終わってしまえば過去の話。


この後は、実際に運用してみて考えます。

おそらく、不具合なども出てくるでしょう。




2021年10月9日土曜日

排気ブースの自作 その2

実験台(布団乾燥機)を解体し、危険なパーツなどを除去しました。

その後、モーターの単独動作も確認。


送風時の空気漏れなど、気になる部分は蓋をするなり改造しました。



とりあえず、空気を吸い込むための口を作りました。

先の記事に貼った、布団乾燥機の空気取り入れ口です。その周りを覆った様子。

排気ブースなので、エアブラシのブラストを受け止めるブースが必要です。その一部、最奥部が画像のような作りになっています。


その後、構造を考えて試行錯誤しながら続けました。



作業が進んで、上の写真のようになりました。

周りが暗くて分かり難いですが、四角く明るい照明が入っているところが排気ブース内部です。

後方にちょっとだけ、布団乾燥機が見えています。

今回の自作機には、LED照明を入れてみました。

以前から使っていた市販のものを流用し、ブース手前の上部にセットしています。

光源はブースの内部に向けています。真下に向けるのが一般的なのでしょうが、眩しくなるので見合わせています。この取り付け方は、従来の使い方と大体同じですね。


話が変わりますけど、排気ブースの内側がまだ綺麗。

汚れ対策にシートを貼ったため、何だか安っぽいオフィスみたいにも見えてきました。では、ちょっとフィギュア?でも置いてましょうか。






美少女フィギュアとか持ってませんので、これで勘弁してください。

1/35 のアーマースーツ?です

エグゾフレーム




2021年10月7日木曜日

排気ブースの自作 廃品利用

レッドサイクロンが壊れて、その後を少し考えました。

買い替えるのもツマラナイですし、前から考えていた自作構想をスタートです。


前から考えていたというのは、非常に安易な方法です。

不要になった布団乾燥機を使えないか?

そんなプランです。

 

布団乾燥機は、ボディ一体でファンのケースが作られています。

内部には、それなりの風量が出せるモーターとファンがあり、ホースも付いていますね。

家電に詳しくはありませんが、入力はAC100V です。内部に電圧や電流を変換する仕掛けがなければ、モーターも100V で動くでしょう。

 

モーターのテストは無事に終わりました。

普通の100V モーターでした。スイッチはロータリー式でタイマーも組み込まれた物が付いている。非常にシンプルなので改造が楽です。


念のために書きますが、ヒーターユニットは取り外してあります。 

分解当初、最も危険で不要なパーツを除去。その部分だけは耐熱仕様で作られていて、簡単に外れたのですね。簡素な作りで助かります。


それからもう1つ。

ヒーターは当然危険ですが、モーター等も十分注意してください。

安易に100V 入れて動くとは限りませんし、壊れたり発熱して危険です。



今回の実験台です。

古いシンプルな布団乾燥機ですが、それほど使わずに眠っていました。

本体裏面には空気取り入れ口があり、フィルターも簡単に脱着出来ます。


警告

実験、改造を推奨するものではありません。

改めてリスクを警告しておきます。

モーター部分に吸入したエアーが当たります。したがって、溶剤が大量に揮発して運ばれてくると発火の危険も考えられます。

塗料のソリッドは問題なくても、溶剤が沢山あればハイリスク。





2021年10月4日月曜日

排気ブース壊れる レッドサイクロン 2016年以前から使用

このブログの最初の方に記事がありました。

それによると、別のブログに掲載した記事を移動したようです。だから、記事の年代2016年よりも前に購入し、使っていたことになります。

更に調べたところ、画像のEXIF から2014年10月位でした。都合7年です。


物はタイトル通り、レッドサイクロンと呼ばれている排気ブースです。

今でも販売されている様ですね。


故障したのは心臓部のファンです。

正確な原因は分かりませんが、使用中に急に回転数が落ちてしまいました。今もその症状は続いていて、電源投入時は普通に回るけど、すぐに低速回転に落ちてしまいます。

使えない訳でもありませんが、排気量は相当少ないです。


壊れたのでフィルター等を外して確認しました。

内部の画像は押さえていませんが、相当な汚れです。ファン周りにも塗料からの粉末が積層されている。

おそらく、それらがモーター内部に入って悪さしているのでしょうね。修理とか考えるまでもない。ファン交換か処分になると思います。


そんな訳で、今後の処理を考えてみました。

ファン交換もありなのでしょうが、分解等考えると面倒です。使っているDCファンも若干特殊ですし、入手性や価格も見えない。調べてないだけですけどね。

新しいのを買う手もある。

また、以前から考えていた自作もありかなと。



2016年4月23日土曜日

排気ブース レッドサイクロン 再掲載・再構築 1

前のブログにあげていた記事を再掲載します。
内容は若干変わっているかも知れません。


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今まで使っていた排気ブースは、ブラックホール(シングルファン)でした。
一度ホースを交換(工業用のしっかりしたもの)したり、ボディを補強しながら延命して7年ほど。そろそろ、危ないかもしれませんし、気が向いたので入れ替えとなった次第。

新しいものは、レッドサイクロンという代物。多少不安はありましたけど、思い切って決めました。


購入前の懸念は、AC アダプターで動く点。それから、騒音や耐久性。
排気の能力は一定以上あるらしいし、現在のブラックホールよりは良くなるのは間違いなさそうでした。

AC アダプター仕様については、やはりモーターの能力が気がかり。問題ないという場合、取り回しやアダプターが巨大などのデメリットありか?

騒音はかなり大きな音が出るらしい。
ブラックホールも五月蝿いですし、そんなに変わるのかちょっと気になります。現在の環境では騒音が65dB程度。もちろん、簡易的な測定なので参考程度です。さて、どれくらい変わるのか。

耐久性は少し不安ですね。ボディは全部プラですから。それに、畳んでしまえるということは、稼動部が多くて壊れやすい。固定装置にするなら意味ないです。やっぱり、ステンレスのアレの方がよいんでしょうねえ。



それでは続きです。
画像付きで、感想など含めて書きましょう。




レッドサイクロンの全景

名前がレッドなんで、本体も赤。ベタですねえ。
塗装のことを考えると、あまり強い色はよろしくないと思います。灰色などが好ましいですよ。



左手の黒い丸はターンテーブルです。塗装用に使えということでしょうが、たぶん不要です。
また、その周辺の白っぽい部分は半透明のプラで出来たフード。折り畳みが出来る構造なので、別途画像で説明します。





スイッチと電源取り付け部分

スイッチは普通の物理的なシーソー型。ランプは点きません。
電源の方は、良くあるDC ジャックです。付属の12V なアダプターから給電します。





フード周り

フードだけを拡大。よく見ていただくと、4つの板に分かれる継ぎ目がわかるでしょう。動く部分には、金属の芯が入っていますが、プラの蝶番はあまり出気が良くないですね。誰でも、その内割れるだろうと考えちゃうレベル。





フードの内側、ターンテーブル、フィルター

ターンテーブルの下は2分割のステージです。それぞれ、左右のフード部分とヒンジで繋がっています。黒い点状のものはゴム脚。正確には脚は下に出ているので、脚の一部が上に突き出しています。(本体に固定するための飛び出し)
奥に見える青紫の部分がフィルターです。外してみると、厚みのある不織布というか綿みたいなものが2層入っています。
なお、この様な構造で、ブラックホールに付いていたハニカム的なプレフィルターはありません。






折りたたみ その1

全部組みあがった状態から、収納していく流れをお見せします。
最初に、フードの最も外側を左右に広げます。正確には、上に被さっているフードを外して(画像では持ち上がっている)、それから左右に広げます。





折りたたみ その2

フードの上部分を持ち上げ、その下にある内側部分を中に倒します。この画像では、両方とも内側に倒しているため折り重なった状態です。




折りたたみ その3

外側のフードも中に倒し、ステージを折り曲げます。そして、フィルター側へ収納。






折りたたみ その4

完全に折り曲げて収納。最後の細い部分も90度曲げて終わりです。(この絵ではまだ曲げていません)
この画像では本体を倒しています。フードが被っている部分の内側に、フィルターがあります。手前側にゴム足が見ていますので、こちらが底になる部分。






折りたたみ その5

全部収納して、機材を起こして終わり。
これは裏側から見ているので、DC ファンが正面に位置しています。