物は、タイトル通りにスウェーデンの変体戦車です。
Strv 103c 全体 |
戦車というと砲塔ありですが、これには付いておりません。
突撃砲的な車両です。
元々、山間部が多く防衛目的の車両らしいです。
日本のそれと似ているので、74式戦車の開発時に参考にしたという話もあったような。
全体的に小さい戦車です。
砲塔が無いので、主砲の照準にはボディ全体を旋回させます。
仰角調整は車体の傾斜制御で対応。
上に書いた日本の戦車も、同じような姿勢制御が出来ます。もっと複雑で前後だけではなく、左右に傾けたりも出来ましたね。
上の3枚はボディ前方の写真。
ボディに直接固定された主砲と、低い姿勢が特徴的です。
向かって右側に設置された長方形の箱は、中に機銃が2丁納められています。模型では省略されていて、開口部もどうすればよいのか分かりません。そのまま組みました。
今度はボディ後方です。
後ろに突き出した2つの箱は、ヒンジで固定されていて動きます。
傾斜地でも壊れないような構造らしい。
2枚目の写真はほぼ真後ろからです。
中央の三角っぽく見える部分は薬莢の排出口。
主砲は105mm で普通と言いたいところですが、砲塔なしのメリットを最大限に生かして長砲身でパワーを上げています。
面白いのは薬莢の排出口。ボディ最後尾に蓋があって、そこからポンと外に捨てます。
ボディ中央 ハッチ付近 |
側面から |
側面にはサイドスカート兼用のジュリ缶が沢山。
要するに防御用、兼燃料入れですね。
説明書の表紙 |
手直しのため説明書も出してきました。
こんな感じですね。
この模型は仕様違いで2種出ていたと記憶しています。
今年に入って再生産も見たような。
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