2021年1月31日日曜日

1/35 エグゾフレーム  グッドスマイルカンパニー製 3

前回までは組んだだけで未塗装でした。

その後、ある程度塗装してあります。


全体像と手前にガン。

汚しも加えてあるので、メリハリは出てます。

足先の角?やボディ上部の手すり?が印象的。

ヘッドの中央と胸部先端には、カメラが格納されている様です。クリアパーツはなく、デカールでシールドを再現する仕様でした。(この写真では未処理)






パッケージの印刷を引用しています。

こんな感じで、本来はディティールがありますね。模型ではフックを掛ける金具やライト?なども略式表現されています。


こっちの絵だと、カメラが収められていることが分かりますね。

それと、邪魔な角も分かりやすい。ワイヤーカッターなのかな?



搭乗員の方は、こんなポーズです。

黒色の女性とは違う操縦系なのかな?

なお、真面目に塗装する気がないので、主に汚して誤魔化しています。載せてしまえば、殆ど見えませんので。




2021年1月28日木曜日

1/35 エグゾフレーム  グッドスマイルカンパニー製 2

黒色の素体部分の上に、サンド色の部品を組み込みました。

一部は交換しないとなりませんので、余剰パーツも出てきます。


全体像です。

後ろにタミヤの接着剤ビンを置いてあります。遠近差はありますが、ある程度の大きさはイメージできるかと。



胸部アップ。

少々見にくいですが、中央にヘッドがあります。その手前に角?があるので立体的に捉えにくくなってますね。




後方から、ハッチを開けた状態です。

中には搭乗員の方が入っています。

フレームにおぶさる形で乗っていて、周囲は四角い箱で守られています。ただし、脚は前に突き出しているので、被弾したら危険な感じのデザイン。



2021年1月24日日曜日

1/35 エグゾフレーム  グッドスマイルカンパニー製 1

発売されてから少し日が経っています。

私が入手したのも、半年以上前だったかな。もっと前かも知れません。


モノは人型ロボットの模型です。ロボットというのは正確な表現ではないでしょうけど、便宜上そう呼びましょう。(ロボットだと自立稼働しないとダメらしいです)


スケールは1/35です。ちょうど、戦車やらのAFVと同じなのです。

そんな目で見ると、造作が微妙で面白くない点はありますね。パーツ部分を眺めると、戦車などの武骨な金具をイメージしているハズが、一体成型で弱弱しい気がしました。


サンド色のランナーが1枚。ロボットの外装とか、主に外回りのパーツです。

右側にフィギュアもあります。



携行兵器であるガン。といっても、大きいので、人が持つサイズじゃありません。

実質、機関砲という感じ。



こちらが搭乗員の方。

ゴーグル姿みたいな感じですが、狭い室内だからARゴーグルなのかな?



ボディの胸部パーツ。

吊り下げ用のフック構造がありますけど、一体成型です。これは別にして欲しいですね。



手のひら部品。


2枚目は黒色のランナーです。

クリアパーツなどはなく、この2枚で部品は全てでした。

金型2個で、スライドは使っています。手堅く、コストを抑えてシンプルに纏めた感じです。

黒色成形品は確かABSだったかな。若干柔軟性があって、全体の骨格などを構成する部品です。


こっちにもフィギュアがあります。

御覧の通り女性モデル。





フレーム部分を組み上げてフィギュアを載せたところ。

この状態でも様になるようになっています。

この後、サンド色のパーツを取り付ける場合は、一部のパーツを除去する必要があります。搭乗員はどうだったかな?




2021年1月23日土曜日

1/35 ドイツ四号突撃砲 ドラゴン製 5

今回で終わりにします。

ほぼ完成に近いものの画像を貼りましょう。


戦車全体です。ボディの側面に装着する装甲板(シェルチェン)は付けていません。

製作してあるものの、並べると上手く収まらないですね。微妙な取り付け金具のズレとか、左右の間隔なども微妙でした。

どの道、固定する気はないから適当に脱着して遊ぶ感じになるでしょう。

また、タミヤ製と違ってフィギュアは付属していません。


俯瞰してみたところ。

コマンダーのハッチは閉鎖して、潜望鏡を入れてあります。専用の小型ハッチも開閉選択式なので便利。

横にある機関銃が置かれた方のハッチは開けておきました。


戦闘室前方のアップ。

左手手前のハッチとペリスコープは運転席のものです。戦闘室から伸びる感じで前に座席があります。砲身の横という方が近いのかも。

ハッチ右側の傾斜面に斜めに棒が付いています。細かく調べていませんが、雨などをよけるためでしょうね。跳弾避けでもなさそう。


ボディ後方より。

ワイヤーが付いていません。手作業で巻き付けるような形で取り付けるため、後日気が向いたらやりましょう。

それから、全体に綺麗な仕上げなので、追加の汚しも入れることになるかな。

いつも通りマーキングは無しでした。




2021年1月22日金曜日

ジオコレ(ストラクチャー)開発記 2 当時唯一の1/80ストラクチャー

ジオコレは基本的に1/150に縮小されたスケールで作られています。

一部は1/80もありますが、建物系は少ないです。


初めて出た1/80ものは、「母べえ」という名称の建物コレクションでした。

既に古い話なので、この製品について書いてみます。


製品名が普通と違うのは、映画のタイトルと合わせているからです。

松竹さんの映画と連携して生まれた製品でした。

当初は1/150での模型化も考えたのですが、実物が小さくて非常に地味になります。それを避けるために上のスケールを採用しています。

 

発売から月日が経って、時々手に入れたいという声も耳にしました。

しかし、ライセンス製品のため権利は既に失効しています。

二度と生産されることはないでしょう。市場在庫もないと思われます。


ネタ話になりますが、主演の吉永小百合さんの絡みについても書いておきます。

最初に吉永さんは固い女優さんです。ライセンス的に。

だから、彼女が商品パッケージに出ることはありません。けれども、ジオコレの製品箱には、映画のポスターをそのまま嵌め込んであり、吉永さんがシッカリ映っています。
非常に珍しいというか、おそらく世界初でしょう?

製品にはフィギュアが含まれています。主要登場人物4人をモデルにしているので、吉永さん(に似せたイメージ)も入っています。スケール的に似ているという事もありませんが、これも世界初?の出来事だったようです。


この製品を取りまとめるにあたり、松竹さんはじめいろいろな方にお世話になりました。あらためて感謝したいと思います。

何度か撮影現場にもお邪魔いたしました。
映画で出てくるシーンの撮影を見学することで、現場の雰囲気とか苦労も少し理解出来た気がします。

完成した映画を見ていて、自分が見学していたシーンが出ると感慨深いですね。あの時、カメラの後ろに何人かが立っていて、その中に自分も含まれていたということになりますから。

 


2021年1月13日水曜日

1/35 ドイツ四号突撃砲 ドラゴン製 4

大体終わりが見えてきたかな。


細かいパーツを装着し、戦闘室内部の部品も入れてあります。

戦闘室の天井部分は接着しない予定。

砲身は付いていませんので、最後に取り付けるイメージです。


同じ状態の車体前方です。


上の写真は、昔作ったタミヤ製の模型と並べたところです。

右手のフィギュアが居る方が古いタミヤ製。左手の多少明るい感じがするものは、今回製作中のドラゴン製です。




2枚の写真、上が今回のもの(ドラゴン製)です。

下の方(タミヤ製)には、汚しが強く入っていて、チッピングなども加えてあります。

また、よく見るとOVMの位置なども違います。

下のタミヤ製には運転手席前に追加のコンクリート装甲があり、上にあるペリスコープには追加の庇が付いています。



2021年1月9日土曜日

ジオコレ(ストラクチャー)開発記 1 古い話

ジオコレが始まったのは、20年近く前に遡ります。

その時空には参加していないので、極初期の状況は分かりません。私が参画したのは、少し時間が経ってからの初期位でしょうか。


20年程度前に食玩ブームがありました。

今でも細々と展開されている食玩もありますが、全体的にすっかり下火になっています。理由は幾つか考えられます。第一に値段が高くなった事です。

当時は中国で安く大量に生産された物がありました。今でも同じように受け止める人も多いのでしょうが、事情はかなり変わってしまっています。昔のようなコストでは、到底供給出来ないのです。

中国の経済成長は急激に進んでいます。今でこそ、年率1桁になっていますけど、昔は二桁ありました。その流れを時間経過で計算すると爆上げだと分かるでしょう。

そのため、昔と今を比べると生産コストは2倍位に上がっています。
一方、日本は全く成長していないというか、むしろ実質マイナスになっています。

経済格差が広がるから、仕入れが高いことや購買者が減るというダブルパンチです。そうなれば、安価な食玩などは淘汰されてしまうのです。


話をジオコレなどの模型に向けてみましょう。

多くの中国生産品は、食玩と同じように高コストにシフトしました。これらをストレートに価格に反映すると売れなくなります。したがって、多くのメーカーは利益を削って対応しないとなりません。値上げするのは簡単でも、売れ数が落ちれば死活問題になります。

今も、こんな状況は進行しています。

プラモデルなども同じですね。前は3000円位だったものが、今では6000円以上が普通になってしまいました。(国内生産している物はもう少し穏やかな値上げで済んでいます)
輸入品は元々数が少ないため、利益圧縮は殆ど出来ないでしょう。そのため、ストレートに2倍くらいの価格上昇が起きています。

 

ジオコレ極初期の製品は、バスコレや街コレです。

当時は食玩ブームで、それらの流れに乗ることが出来ました。それ故か、当て物(中身の分からないパッケージ)で発売されています。

この辺りの経緯は、当方存じ上げません。

また、食玩ブーム故に生産数は非常に多かったのが印象的です。
逆の見方をすると、その後急速に生産数が減るため、さらなるコスト上昇に悩むことになるのです。

安くて手軽な製品の路線がブレて、落としどころが難しい。
製品の開発や展開、営業戦略も悩ましくなる訳です。


また、別の事情として中国が近代化している点も見逃せません。

過去の日本と同じように、3K(汚い、臭い、キツイ)仕事は敬遠されます。もちろん、給料が高ければ違うのでしょうが、寧ろ安いでしょうから業界は淘汰される。

これらは更にコストが上がる事や、生産工場が無くなることを意味しています。

そんなことを勘案すると、今度はベトナムなどへの工場シフトが取り沙汰されてきます。しかし、そんなに簡単には進められない。モノづくりというのは、諸々時間や条件が必要なのです。

 


2021年1月6日水曜日

1/35 ドイツ四号突撃砲 ドラゴン製 3

下塗りなどが終わって、作業を進めてあります。


大きなパーツは組み立て、もしくは仮置きしてあります。

御覧の通り、キャタピラは連結接着している状態です。あまり美しくないですけど、いつも通り進行してしまいます。



フロントのドライブスプロケット周り。キャタピラに爪が挿入されていますが、少しずれていて好ましくないですね。多少捻りが入っているかと思います。



上から見たところ。特にどうという事はありません。


手前にある2本の細長い物は、牽引用のワイヤーです。
製作指示だと同じ長さだった記憶がありますが、無視して作ってますね。



コマンダーハッチ周辺。

左手の穴(ボディ天面)は照準器が飛び出し用です。
ハッチの左寄りの台形状の開口部は、潜望双眼鏡の設置穴です。