2017年8月3日木曜日

1/100 DC-3 童友社製

5月頃に千葉でレッドブルエアレースがありました。
また、その頃丁度?、スイスから世界を回るDC-3 のツアーがあり、日本に飛来していました。

タイミングが良いのか、合わせたのかは分かりませんが、エアレース会場にも飛来して姿を見ることが出来ました。また、同じく復元された零戦(殆ど別物)も飛んでいたのです。


DC-3 パッケージ


さて、その時のDC-3 は千葉だけではなく、熊本や福島なども回っていて被災地への景気付けになっていた企画らしいです。
機体はかなり古いのですけど、メンテナンスされて普通に飛べる状態というのも凄いですね。日本ではあり得ないでしょう。

元々、個人的に旅客機には興味はないですが、刺激されたのでちょっと手を出したという事です。


例によって、発売社のオリジナルでは無さそうに思えました。
取り説は古い感じですし、恐らく倒産した会社の金型なのでしょうね。


DC-3 説明書の一部


いつもの様にモノクロの組み立て説明が入っています。
一応、塗装とデカールの指示書もありました。

上の説明書を見ると分かる通り、客席の窓はクリアパーツです。
また、コックピット周りもそれなりに部品があります。組み上げると殆ど見えないと思うのだけど、無駄に凝っている感じです。


パーツは白色のランナーが2枚。クリアーの窓パーツが1枚です。
それでは、各部確認を。


DC-3 機首周辺

窓下に少し引けがあります。
また、拡大してみると、スジボリが乱れている様子も見えます。
金型が古いので、凸の部分がダレているのでしょう。



DC-3 尾翼の部分

特筆すべき事はないです。
ちなみに、色がグレーっぽいのはライティングや画像調整の影響です。
表面が見えないと意味無いですから、色のズレは気にしていません。



DC-3客席窓付近

窓は普通に開口しています。
クリアパーツは2種入っていて、片方は窓の真ん中に丸い穴が開いています。
軍用バージョン?とかで使うのかな?



DC-3主翼上面のエンジンナセル付近

丸い模様部分は、デカールだと赤丸になる位置でしょう。
燃料の注入口かな。



DC-3主翼下面の中央部分

何箇所かに穴があります。
中央のものはアンテナ支柱だったかと思います。
左右の各3個は、主脚の取り付け用。上からナセルのパーツが被さるので、取り付け時に穴の位置を注意しなければなりません。



総じて、予測したより良好な製品でした。

成型品は綺麗な方ですし、パーツの合いも悪くはありません。

二つ割の合わせについては、位置決めの嵌め合い等はありません。だから、擦り合わせをしてから、慎重に接着しないと失敗します。
特に胴体は、成型品の反りがあって中央部に隙間ができます。
胴体後方の尾輪辺りは大幅に狂いもあるので、後でパテやらのお世話になるでしょう。


全体が凹線モールドで上がっています。
線が太めだったり、少し乱れている感じはあります。古い機体なので、あまり細かいことは気にせずに進めましょう。





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