株価が上がり、新ニーサも始まっております。
興味を持つ人や始めた人も多いでしょう。
以下に記したのは、”正面から捉えない”素人向けのお話です。
信用取引というのは?
普通は株を買って、その後売って損益が決まります。
ですが、信用取引を行うと逆の手法が取れます。具体的には、最初に売って、その後買うという理解し難いことが出来るのです。空売りという手法です。
この場合、売るのが先ですから高い値段で売る。その後、安い値段で買えばよい訳ですね。ですから、株が値下がりする時に活用することが出来ます。
普通は株価が上がれば儲かる。しかし、信用取引だと逆の動きで利益が出せるのです。
また、名前の通り信用を得ての取引になるため、資金の3倍位の取引も出来ます。
元手が100万しかなくても、300万までは売買出来るから便利。というか、危険でもあります。
とある株が値下がりすると、上に書いたような信用取引が増えます。皆さん売りに入るため、株価は下げに拍車を掛けます。
下がると買いに来る人が居るから、更に空売りも出来るようになる。
裏側には空売りファンドの黒い影があります。迂闊に買い下がらないようにしましょう。
私は信用取引をしていません。
リスクを減らして、地味に利益を積み上げる方針ですから。
それに、手を広げすぎると遣り繰りも大変です。デイトレするくらいのパワーがあるなら良いのかも知れません。
波に揺られる市場
株価は会社の決算や業績に比例するものではありません。
もちろん、影響力は大きいですが、それ以外の力も大きく働いています。
堅実で、利益もそれなりの会社の株価が安い。そのパターンは割安と呼ばれます。
何故か人気がないと、そんな位置づけに落ち着いてしまったりする。
上々企業は沢山あります。昔から上場している会社で、地味にやっているところは殆ど株価は動きません。昔世話になっていた会社は、そんな感じでいつも低調です。
日本の市場は中途半端と言われます。
アメリカは大きく、ヨーロッパもEUとして大きい。
それと比べると、日本の市場は小さいのです。
だから、主戦場はアメリカとヨーロッパで、隙間的な日本がある。
以前の日本市場は、買いあがるというよりは空売り主体になっていました。夜間に先物で上げておいて、昼間(ザラ場)のでは空売りばかり。
そんな環境下での取引は、辛いものでした。
現在の日本株は上昇基調で、4万台に手が届いています。
今後は分かりませんが、世界のカネ余りやヨーロッパの低迷、もちろん中国の失速などもあってのことです。円安も絡みますし、色々な条件があるからでしょう。
このままスンナリと、右肩上がりなんてことはあり得ない。
どんな揺らぎが起きるやら。
アメリカを買っておけば安泰
無難なところですね。
日経平均とNYダウのそれを見比べれば分かるでしょう。
右肩上がりを狙うなら、アメリカです。ただし、過去実績からの推測。
どんな話も理由があります。チャートは過去の事しか分かりませんから、今後絶対はありません。
新ニーサでは、”オルカン”が人気らしい。
これ、オールカントリー云々の略の様です。内容的には、国際的な広がりを持つファンドですが、アメリカの割合も高いそうな。
世界の株へ分散しつつ、巨大市場であるアメリカを中心に回す内容なのでしょう。
妥当な選択肢だと思います。
日本は?と思う人も多いかもしれない。
上に書いた通り、過去のチャートを見てください。バブル後の長期的な下り坂を見て、今後安心と思える人は居ない筈です。
誰しも、日本の将来は暗いと思う理由の一つです。
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