株取引をしていると、色々なニュースや書き込みを眺めることになります。
昨今は、ニュース記事も出鱈目や日本語の破綻が多い。
SNS は下賤の書き込みが多い。もちろん、そうではない人も居るのですがね。
専門用語とは言いませんが、あの界隈でよく目にする言葉があります。
「勝ち」「負け」
取引は勝負と言いたいのでしょう。利益が出たら勝ちで、損失が出たら負けと。
私は相当な違和感を感じます。そもそも、博打にしてはいけないのです。
それらは、利確と損確に過ぎません。それも1回の。
取引は1回ではなく、複数回の集合物です。年間を締めて初めて成果が決まる。
利確大事です。損切も大事です。そして、損切は難しい。
切ったら負けではない。難しい操縦をしているだけ。
「退場」
相場に入って取引をすることが大前提ですが、大きな損失を出すと場から出されてしまいます。
現物取引なら、余力が無くても現物株があるでしょう。
その価値は0ではない。
ところが信用取引をすると、資金の3倍までの売買が出来ます。迂闊に立ち回れば、大きな損失が出てしまって締め出されるでしょう。
そんな形で大きな損失を出した人は退場したと言われます。
「前場」「後場」「クロージングオプション」
東京証券取引所の営業時間は、9時から15時半です。
前半は9時から11時半、後半は12時半から15時半となっています。
途中の1時間は止まっていて、お昼休み?なのでしょうね。なにそれ?
手動取引の名残というか、そのまま放置している脳死体制だろうと確信します。
少し前までは、終わりが15時でした。今は延長されて15時半。
その30分は要らない気がしますね。
最初から疑問でしたし、今は確信するようなところがあります。
また、15時25分になりますと板が止まります。
クロージングオプションです。
最後の5分間は売買の指示は出せますが、リアル取引は止まる。
15時半に一斉に処理が入るスタイルになっています。
ここで強く上下したら、明日の動向が多少見えるということかな。
「材料出尽くし」「織り込み済み」
株価は上下に動きます。その理由は不明なことが多い。
なぜ上がるのか?なぜ下がるのか?と、疑問に思う事は数知れず。
そんな時に見かける言葉が、上に書いたものです。
率直に言って、株価の上下が発生した原因は誰にも分かりません。
分かりやすいのは暴落などで、巨大な不安要素が出たから売られたという場合です。
それ以外の動きについては、偉そうなコメントがあっても信じないことです。
嘘とは限りませんが、推測に過ぎず。
酷い場合は出鱈目。
日経平均が5万を予測するとか、そんなお話は出鱈目です。
可能性は否定できないものの、現状で現実的な推測としてはNGでしょう。
それでも言い続けるなら、注目を集めるのが目的となります。
現在の日本はインフレ状態です。
普通に考えれば、貨幣価値が下がり物価があがります。実際そうなっています。
こんな流れで行くと株価は上がる筈。
でも、先行きは分かりませんよね。
あくまでも憶測、推測、何となくです。