2024年11月28日木曜日

模型業界の目線から よもやま話 その2

この記事のタイトルは適当です。

その2という程の継続性はありませんので、悪しからず。


先のホビーショー(全日本模型ホビーショー;2024年)にて、ホビージャパン誌に戦車模型の開発告知が出ていました。

スウェーデン製のStrv103 という戦車で、略称Sタンクと呼ばれているものです。

個人的に期待しているのですけど、色々と思うところなどもあります。 


期待出来る理由は、既に発売中の74式戦車(日本の戦車で退役済)の模型が良かったから。もっとも、私自身は組んでいないので伝聞等からの受け止めに過ぎませんけども。

口うるさいマニアが褒めている訳ですから、私の目線では問題は無いでしょう。

その内に買いたい気もしていますが、、、。


ここまで、期待や称賛の要素で書いていますが、少し裏から業界を見るとストレートに喜びにくいのが本音なのです。考えすぎとか、個人的にどうでも良いというのも事実ですが。

 

ホビージャパンは出版業界の会社です。

模型メーカーではありません。また、通常は雑誌などにメーカー広告を入れてもらう立場なので、下手にモノを作って売ると喧嘩になりかねません。

ところが、この会社に関しては特殊事情というか、環境があるのです。

 

まず、資本はバンナム系ということ。

だから、ガンダム絡みの記事が沢山掲載されいるし、それで食っているということです。

バンナム直結ならば、他のメーカーは入りにくい。

そんな環境下であれば、バンナム以外への配慮は不要に近いですし、好きに動けるのでしょう。

普通の出版社では、怖くて出来ないこともやってのけられます。


この話は他の事例でも見ることが出来ます。

鉄道模型と販売店を眺めると、販売店などが独自にものを作っているケースがあります。

業界や力関係、その他いろいろな要素で微妙な感じのところもあるかな。


一歩深読みすると、バンダイはガンプラのイメージが非常に強い。

他のアイテムも手を付けてはいますが、ユーザーの目線はガンプラ中心で動きにくいのでしょう。それなら、別ブランドで動くのが良い筈です。

もしも関連会社で、何かしら不自然でないスタイルで出来たら、、、。

ホビージャパンは格好のブランドですよね。

 

裏側の真実は知り得ませんが、恐らく何かしらのリンクはあるのでしょう。

バンダイが開発することは無いにしても、協力はしていると思われます。

技術的、金銭的、戦略的な面など、いくらでもあり得るでしょう。


そんなことを考えながら、最終的にはどうでも良いと思っています。

利害関係は無いので、模型は気に入ったら買いましょう。




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