2021年1月24日日曜日

1/35 エグゾフレーム  グッドスマイルカンパニー製 1

発売されてから少し日が経っています。

私が入手したのも、半年以上前だったかな。もっと前かも知れません。


モノは人型ロボットの模型です。ロボットというのは正確な表現ではないでしょうけど、便宜上そう呼びましょう。(ロボットだと自立稼働しないとダメらしいです)


スケールは1/35です。ちょうど、戦車やらのAFVと同じなのです。

そんな目で見ると、造作が微妙で面白くない点はありますね。パーツ部分を眺めると、戦車などの武骨な金具をイメージしているハズが、一体成型で弱弱しい気がしました。


サンド色のランナーが1枚。ロボットの外装とか、主に外回りのパーツです。

右側にフィギュアもあります。



携行兵器であるガン。といっても、大きいので、人が持つサイズじゃありません。

実質、機関砲という感じ。



こちらが搭乗員の方。

ゴーグル姿みたいな感じですが、狭い室内だからARゴーグルなのかな?



ボディの胸部パーツ。

吊り下げ用のフック構造がありますけど、一体成型です。これは別にして欲しいですね。



手のひら部品。


2枚目は黒色のランナーです。

クリアパーツなどはなく、この2枚で部品は全てでした。

金型2個で、スライドは使っています。手堅く、コストを抑えてシンプルに纏めた感じです。

黒色成形品は確かABSだったかな。若干柔軟性があって、全体の骨格などを構成する部品です。


こっちにもフィギュアがあります。

御覧の通り女性モデル。





フレーム部分を組み上げてフィギュアを載せたところ。

この状態でも様になるようになっています。

この後、サンド色のパーツを取り付ける場合は、一部のパーツを除去する必要があります。搭乗員はどうだったかな?




2021年1月23日土曜日

1/35 ドイツ四号突撃砲 ドラゴン製 5

今回で終わりにします。

ほぼ完成に近いものの画像を貼りましょう。


戦車全体です。ボディの側面に装着する装甲板(シェルチェン)は付けていません。

製作してあるものの、並べると上手く収まらないですね。微妙な取り付け金具のズレとか、左右の間隔なども微妙でした。

どの道、固定する気はないから適当に脱着して遊ぶ感じになるでしょう。

また、タミヤ製と違ってフィギュアは付属していません。


俯瞰してみたところ。

コマンダーのハッチは閉鎖して、潜望鏡を入れてあります。専用の小型ハッチも開閉選択式なので便利。

横にある機関銃が置かれた方のハッチは開けておきました。


戦闘室前方のアップ。

左手手前のハッチとペリスコープは運転席のものです。戦闘室から伸びる感じで前に座席があります。砲身の横という方が近いのかも。

ハッチ右側の傾斜面に斜めに棒が付いています。細かく調べていませんが、雨などをよけるためでしょうね。跳弾避けでもなさそう。


ボディ後方より。

ワイヤーが付いていません。手作業で巻き付けるような形で取り付けるため、後日気が向いたらやりましょう。

それから、全体に綺麗な仕上げなので、追加の汚しも入れることになるかな。

いつも通りマーキングは無しでした。




2021年1月22日金曜日

ジオコレ(ストラクチャー)開発記 2 当時唯一の1/80ストラクチャー

ジオコレは基本的に1/150に縮小されたスケールで作られています。

一部は1/80もありますが、建物系は少ないです。


初めて出た1/80ものは、「母べえ」という名称の建物コレクションでした。

既に古い話なので、この製品について書いてみます。


製品名が普通と違うのは、映画のタイトルと合わせているからです。

松竹さんの映画と連携して生まれた製品でした。

当初は1/150での模型化も考えたのですが、実物が小さくて非常に地味になります。それを避けるために上のスケールを採用しています。

 

発売から月日が経って、時々手に入れたいという声も耳にしました。

しかし、ライセンス製品のため権利は既に失効しています。

二度と生産されることはないでしょう。市場在庫もないと思われます。


ネタ話になりますが、主演の吉永小百合さんの絡みについても書いておきます。

最初に吉永さんは固い女優さんです。ライセンス的に。

だから、彼女が商品パッケージに出ることはありません。けれども、ジオコレの製品箱には、映画のポスターをそのまま嵌め込んであり、吉永さんがシッカリ映っています。
非常に珍しいというか、おそらく世界初でしょう?

製品にはフィギュアが含まれています。主要登場人物4人をモデルにしているので、吉永さん(に似せたイメージ)も入っています。スケール的に似ているという事もありませんが、これも世界初?の出来事だったようです。


この製品を取りまとめるにあたり、松竹さんはじめいろいろな方にお世話になりました。あらためて感謝したいと思います。

何度か撮影現場にもお邪魔いたしました。
映画で出てくるシーンの撮影を見学することで、現場の雰囲気とか苦労も少し理解出来た気がします。

完成した映画を見ていて、自分が見学していたシーンが出ると感慨深いですね。あの時、カメラの後ろに何人かが立っていて、その中に自分も含まれていたということになりますから。