2024年7月9日火曜日

カメラの入れ替え マイクロフォーサーズから、EOS フルサイズへ

EOS R8 というカメラに入れ替えました。

レンズは、マクロの35mm のみ。当面は追加予定なしです。


ここで、少し使ってみた感想などを纏めておきます。

比較対象は、パナソニック製G99D とマクロ60mm です。(マイクロフォーサーズ)



大きさと重さ

事前調査でボディサイズはあまり変わらない。重量はEOS の方が軽い。

レンズは逆で100g 以上重くなります。フルサイズ用で太くて重い。

これを組み合わせて使うわけですが、今のところ大きなギャップはありません。あえて言うと、レンズが太いのでちょっとだけ慣れない感じでしょうか。


ボディの高さ的に、手が大きいと小指が余ります。

その点もG99D と同じ。私は気になりませんけど、しっかりグリップしないと気がかりな人はご注意ください。下につけるアレもあるようですが。



液晶モニターとEVF (アイレベルの電子ファインダー)

印象としてEOS の負けです。厳密な比較ではありませんのであしからず。

液晶モニターは、特に悪くないのですがUIが負けている。

画像は綺麗なものの、表示される情報の文字が小さく見にくい。


EVF は覗いた瞬間、非常に悪い印象を受けました。

しかし、その後の撮影では特に違和感ありません。

なぜだろうと考えたら、初回は液晶画面をEVF で見ていたからでした。非常にベタな塗り絵に見えるのです。

視野全体は比較的見やすく、悪くないと思いました。



電池とメディア(SD card)

EOS では、ボディ底面に電池とメディアの蓋があります。

メディアの出し入れを考えると、側面の方がベターです。態と使いにくくしているように思えます。廉価機だからでしょうかね。


バッテリーは双方とも小さなリチウムイオンです。

容量は小さく、運用には心もとない。予備は必須でしょう。

安い互換バッテリーも売られていますが、あの手は買わない方が宜しい。

純正は高いですが、爆発等のリスクは相当引くくなります。

また、経験上あの手の物は、寿命が短く急速に容量が低下します。

セルが安物なのでしょうから、危険度と相まって碌なことになりません。



35mm F1.8 macro レンズ

EOS R システム用のRF マウントレンズです。手振れ補正付き。

銀塩カメラ慣れした目線で見ると、プラスチック鏡筒で安っぽい。

太くて、案外長い。そのせいか前玉が小さく見える。

 

沈胴で前玉部分の鏡筒が伸びる構造です。そして、先端部にフィルターネジあり。

フードを付ける場合、可動する鏡筒先端になりますので不安があります。

衝撃が加わった場合、内部の機構に影響が出やすいです。


その点を考慮したのか、純正のフードは小さくてサイズ的にはレンズキャップ程度です。

もしも、金属製で立派なフードだったら、ぶつけた時の故障率が高まるでしょう。


個人的にはフード必要、プロテクター(フィルター)不要です。

純正にするか少々迷いましたが、結局外鏡筒側に固定するフードを試すことにしました。

衝撃に強い方が良いですから。

 


模型等の撮影では

マクロ必須です。

しかし、35mm だと画角が広すぎるし、パースも問題。

ここはひとつ、クロップで。

フルサイズは止めて、APS-C クラスに切り出すのが良さそうです。 

少々本末転倒?


そもそも、物撮りだけなら望遠系マクロが良いでしょう。それを敢えてしなかったのは、スナップなどの一般撮りにも使うから。

レンズの本数を無駄に増やさないという方針なのです。

ズームも趣味ではないし、Lレンズは高いので尚更考えます。

一番の問題は、大きくて重いことです。今更、そんな重厚長大なのは要りません。



その他

EOS R8 の記事を見ると、AF 用のセレクターが無いとか、背面のダイアル(EOS 伝統のアレ)が省かれていることの指摘を見かけます。

確かに、指摘はもっともで重要なことなのでしょう。

私からするとCANON は初めてなので、何も気にならない。

背面ダイアルはちょっと触ってみたかった気もしますが、AF 用セレクターは不要です。

なんせ、そんな使い方をしませんから。


AF 性能が高いのも売りらしいですが、私にとっては馬の耳にしかならない。

EOS RP も検討していた位です。10万位安いですし。

サーボという自動追尾してくれる機能がありますけど、オフにしようかと思っています。


 

キヤノンには、その昔F1 というカメラがありマウントはFD でした。

その後、EOS が登場して、マウントはEF に変わります。

そして、ミラーレスのM シリーズが出て、なぜかその後R シリーズのRF マウントも出る。

規格変更しすぎでは?

詳しく知りませんが、M シリーズ初期は酷評されていたような。

混沌としているように見えるのも、不安を煽りますね。何処も大変なのかと。



悪口山盛りみたいな書き方になっていますが、全体的な印象は悪くありません。

期待値からすると少し弱いだけです。

どのみち、しばらく使い続けるので馴染んで行くでしょう。

 




0 件のコメント:

コメントを投稿