2016年10月12日水曜日

とれば

現代ではPHS と言えば、既にほぼ亡き者に近くなってしまいました。
世間はもっぱら、セルラーです。

昔、日本で開発され便利に使える通信手段となるはずが、巨悪に潰されたのでしょう。まだ一部生き残っているものの、先行きは消滅するシステムです。


PHS が元気だった頃、複数のメーカーから端末が出ておりました。
そんな中で、生み出された異形なものがコレです。



とれば 正面


実はこれ、通信用の端末ではなく、アクセサリーです。
カメラだというのは何となく分かるでしょう。



とれば 裏面


こっちは裏面です。Hに”のマークは、DDI POCKET の商標だったかな。
その後会社の方は、WILLCOM となり、今はソフトバンク配下のイーモバイル、じゃ無くてyモバイルか。ややこしいです。



とれば プラグを出したところ


この絵で分かるでしょうか。
カバーを外すと、プラグが出てきます。これを端末に指して使います。
差込する相手は、もちろんイヤホン用のジャック。
端子を共用していて、イヤホンとカメラ両用だった端末もあるのでしょう。

私は何かの勢いでコレを買いました。
でも、殆ど使いませんでした。
カメラマンとは言え、当時のこの手のカメラは絵が写るだけでしたから、興味もあまりなかった。あまりにお粗末な画質ですから。当時はデジタルカメラな風情でもなく、玩具というのが正しい位置づけでした。






2016年10月8日土曜日

1/144 US-2 アオシマ製 その1

前から発売を待っていたアレです。
よく覚えておりませんが、発表されてから1年くらい経過したような。


US-2 パッケージ画像



この飛行機は水陸両用の特殊な構造をしています。
前に紹介した、PS-1やUS-1、それから二式大艇も同じようなコンセプトです。ソモソモ、二式大艇があっての後継機とも言えるのですな。

改めて時系列等書いておきます。あくまでも知らない人向けです。


二式大艇 第2次大戦中
大日本帝国海軍の所属。長距離の飛行が出来、飛行場の無い海上で離発着出来ました。
一応、輸送や哨戒用でしたけど、魚雷の搭載もあったとか。

PS-1 戦後
対潜哨戒機としてリリースされています。当時は大型のソナーを着水してから使用するという運用だった様です。また、攻撃用の魚雷もありました。

US-1 戦後
PS-1が不要になってきて、機体の運用方向が変わったのがコレ。海難救助用の飛行機であると共に、足回りが強化されて普通の飛行場にも降りられます。

US-2 3代目?
外観は似ていますが、中身はガラッと変わっています。
与圧室だとかフライバイワイヤとか御託は多い。
それから、軍用なのに海外に輸出する話も有名。
個人的には制式塗装が薄暗くて嫌いです。レスキューなんだから、先代の様に白とオレンジでお願いしたいです。



さて、模型の話に戻します。

パーツを眺めてみましょう。

ランナーが4枚、クリアーが1枚、台座が1つ。

合計で6型あるようです。金型の投資はざっと800万位はありそうに見えます。
単価が3800円です。生産数初回は1500個?とかかな。
損益分岐は10000個でも、回収には時間が掛かりそうです。こんな時代だとメーカーさんも大変だろうとお察しいたします。


ボディ側面のリベット再現


袋の上から撮影しているので、あまりシャープ感はありません。
でもモールドはまあまあ良好に思います。ボディの筋彫り、リベットなどは深すぎるのですが、この位しておかないと繊細すぎてどうかな。案外ライトユーザー向けだったり?


パーツの合いはまだ分かりません。
これから、しばらく積んで?確認します。

台座は凝っています。
パーツも複数あるし、金属製のボルトなども付属しています。何か意図があるのかな?
こっちに凝る必要があるのかと思案しても、普通は無いはずですねえ。
どこぞのご要望でも受けたとしか、、、。自衛隊とか?



US-2 説明書の一部


パーツの一覧が掲載されているページです。
文字で書くより、これを見たほうが分かりやすいでしょう。
部品はあまり多くないです。コレくらいで充分。






2016年10月5日水曜日

google の新端末発表

4日の夜(現地は昼間です)に、グーグルのイベントがありました。毎年、6月と10月あたりに開催している発表会的なものです。

今回はネクサスの新型がどうなるのかと言う点が気になっていました。というのも、事前情報だと、ピクセルに変わるとの話でしたから。

ピクセルというのは、前から存在しているブランドです。しかし、アンドロイドではなくてクロームブック。また、昨年だったかには、アンドロイドなピクセルが出てきて少々びっくりというか混乱した記憶がありました。

そして、今回はその動きを維持推進するような形になっています。
どうやらネクサスは終了。そして、その後をピクセルが取って代わったとみられます。


変わった点は色々とあります。単純に新型スマートフォンという意味合いではありません。

まず、分かりやすいのはブランド名が変わった。当たり前ですね。そして、その意味合いがちょっと違います。従来は、製造メーカーのロゴもある端末などを出していましたが、ピクセルにはそれらはありません。要するにグーグル独自の製品という位置づけになります。

次に、デザイン的に少し奇抜というか、ハイセンスな路線を狙ったように見えます。カッコいいと思うかどうかは別として。この点は、他の要素とも絡むでしょう。

今回の肝はグーグル・ホームです。ボイス制御による色々な仕掛け、実験、AIの推進・開発などがリンクしてきました。他社では、アマゾンのアレとかが分かりやすいし、比較対象になってますね。まあ、方向性は同じなのでしょう。

グーグル・ホームはボイスが基本になっていますので、まずは英語です。そして、今回の発売は英語圏で、尚且つ絞り込まれた地域だけだとか。そうなると、完成度が低いとか、まだまだ開発中という事を推測したくなります。
普通に考えて、構想は大きく実現は遠くなのかも知れません。あ、当然、日本でも発売は未定になっています。出ないかも知れません。


スマートフォン単独で見た場合、1年前のモデルの置き換えという目線で考えることが出来ます。私も最初はそのように考えていました。なんせ、ネクサス5で止まっているので、今度は買おうかなと思うくらいに。

ですが、先の販売・開発の流れと、設定価格の高さを見るに断念する予定です。高いだけならいざ知らず、ちょっと手を出しにくいですし、面白いとは思えません。


ボイスコントロールとか、AIとのリンクは夢があります。
それに便利に使えばいいだろうなあと思っています。特に、住宅に組み込んだ仕掛けなんて便利そう。でも、未だに形になった話は無いですね。私が知らないだけなのだろうか。もっとも、日本のような規制だらけで雁字搦めの場所にあっては、開発も未来もなさそうではあります。所詮輸入するしかないのでしょうな。


話は逸れます。
先のZ3C故障により、現在2台の古い端末を運用しています。このまま続ける気は無いので、アルカテルのアレを買いました。当面はそっちで遊ぼうと思っています。
P7000 は退役、サブは古いmoto G 4G を当てます。(moto G4 ではありません)