2024年12月6日金曜日

PC 入れ替えの話 10年前のVAIO からHP製ENVY へ

今年は何かとお金が動きます。

そんな折ですが、ノートPCも入れ替えを決意しました。


従来使っていたのは、タイトルの通りソニー製のVAIO です。

不思議とタイマーは発動せず、10年も頑張って動いています。

流石に昨今は、液晶のチラつきが出ていますし、なんせスペック的にも辛い。

メモリーは4G とカツカツ。CPU も当時のcore i5 です。


入れ替え必須となり、落としどころを探りました。

使用頻度は低目で持ち歩くことも無いでしょう。そして、コストを抑えたい気持ちもあったので、中古も検討しました。

しかし、手ごろなのは6年前のクラス。新しいのは当然高いので、買う意味は無さそうです。

 

次に新品で10万程度の物を物色。VAIO も10万でしたから、妥当?

昨今の物価から考えると15万位かも知れませんね。

フットワーク良く13インチで軽いものもあります。そっちが有力かと思いつつ、欲が出てきて14インチも見ていました。

画面の解像度を追えば、おのずとそうなるもの。

先を見てメモリーは32G かなと思い始めたら、ハイスペックにするしかありません。

 

そんな流れで、最終的にHP ENVY x360 という2in1 モデルを入手しました。

スペック RAM 32G / SSD 1T / APU Rayzen7

画面   OLED 2880 x 1600

ちょっと盛り過ぎかも知れませんが、ブラックフライデーのためか思ったより安価でした。

と言っても、17万位にはなりますけども。


手で持つと、少し大きく重い感じです。

やっぱり13インチ級のフットワークには敵いません。

今更考えても仕方ないから、活用するようにいたしましょう。


ENVY の天板


取り合えずのインプレッション

サイズは手持ちの14インチと同じ印象、重量は思ったより軽く感じた。(開梱時)

1.4kg あるため、差異は無さそうなものだけど。

全体がメタリックグレーで渋い系。アルミニウム外装らしい。プラではない

底面と背面(ヒンジ側)に開口部がある。冷却用の空気が流れるのだろう。

動作は快適と言えるのだろうが、時折初動で待ちが入る。パワーマネジメントの絡みかも知れない。

キーボードは今一つ。見た目は普通だが、叩くとちょっと不慣れで辛い。

日本語キーボードだから、その点も個人的には違和感があるのも一因。

画面は高解像度で広い。輝度を落とすと液晶ではないと分かる。

キーボードのバックライトは3段階調整。案外バッテリーに優しくない?

ファンクションキーは、ファンクションボタンと併用が必要。標準では、機能キーに割当てられている。

タッチパネルの仕様は良く分からない。ギャラタブのペンは使えない。

n-trig ? とか?




2024年12月4日水曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その11

あまり進みませんので、まだまだ続きます。


間違い修正のその後 1

間違い修正のその後 2

主脚庫のパーツを間違えた件、修正作業を続けています。

上の写真2枚は、パーツを付け直してパテを盛り削った後のものです。

まだ凹凸が残っていますから、もう少し調整して進めます。



パイロットフィギュア

パイロットの製作も進行しています。

両腕と首、酸素マスクのホースなどが別パーツ。

フィギュアの出来は良くない気がしますが、どのみち組み込んだらよく見えません。

細かいことは気にしないでいいでしょう。私はね。



水平尾翼と垂直尾翼

手前の翼端面は、動翼部分が切り欠いたようなデザインになっています。

写真だと三角形に見える部分は、水平尾翼と距離が空くので要注意。

そのまま組み込むと、継ぎ目が目立ってしまいます。

ここもヤスリやパテと少々の時間が必要です。

 

 



2024年12月2日月曜日

塗装の臭いなどについて

模型の製作をしていると、塗装は避けられません。

昨今は色付きの多色成型などもあるし、墨入れだけで好い人もあるでしょうか。

色々と気になる人もいるらしいので、私なりの知見を書いておきます。

 

 

塗装の臭い

有機溶剤を含む塗料を使うと、強い刺激臭があります。

特にエアブラシで吹くと、部屋中が臭くなる。

排気ブースを備えても臭いは残ります。臭いの粒子は細かく、即拡散するから排気ブースでは追いつかないでしょう。

この臭いは刺激が強いので、体に悪いと感じます。

でも、実際はそれほどの害悪はありません。

 

厄介なのは、臭いで頭が痛くなる等のアレルギー的な反応が出る場合です。

溶剤の直接的な有害性とは別に、個人差の大きな問題です。

この点は無視できないでしょう。


鼻と口を覆うマスクが市販されています。

私は普通の不織布マスクを使っていますが、当然臭いは防げません。

ある程度のミストが止まれば良いと考えているから、そのレベルには達しているでしょう。

有毒性が気になる人は、防毒マスク的なものを使うかも知れません。

 

以前、防毒マスクを使ったことがあります。

しかし、あれはコストはもちろんですが、多少の臭いはします。

顔と密着するので、ラバー的なものを強く押し付ける不快感が強いです。

夏は汗も気になるし、そもそも息がかなり苦しくなります。

 

臭いが強いから危険と考えるのは妥当です。

けれども、実際にはそこまで恐れるものでもない。

大量に使う職業の方は別でしょうが、個人でちょっと模型などを組む位は危惧するものではないと思います。

どちらかと言えば、上で書いたようにミストの吸い込みの方が悪いかと。

 


塗装のミスト

普通の人はミストには着目しないかも知れません。

でも、空気中に吹いた塗料が微細な粒子として漂い、それを肺に吸い込むのは良くない。

非常に細かくなれば、PM2.5 みたいなものです。

もちろん、このミストも職業病的な多量の吸い込みは発生しないでしょう。

一応の対策を推奨したいところですが、気にしない人も多いかと思います。


何年か前に、エアコンの調子が悪くなったことがあります。

故障かと思って掃除をしたら、フィルターに多量の埃がありました。

そして、その埃の色は赤。

理由はエアブラシで吹いた塗料のミストです。

恐らく、1/24 の車を組んだ時の赤色でしょう。

そんなに莫大な量は使っていませんが、ボディに何度か重ね塗りしています。

戦車などの場合は、薄めに吹くのですが車は別。

しっかりした塗りからの磨きなどがあるため、リスクは高まるという事になりましょうか。


エアコンだけではなく、口元の不織布マスクにも色が付きました。

1回の使い捨てにしていないため、しばらく使っていると色に気が付いたりします。

それだけ、多めに塗装したという証しですし、ミストの危険も教えてくれます。

 


研磨のミスト

ヤスリを使うと、プラスチックなどが削られます。

大きな削りカスは良いとして、細かいものは粉じんになる。

昨今流行りの?メラミンスポンジは、大量にマイクロプラスチックが出るそうです。

それ自体が細かくなるから、環境に悪いという指摘もあるようです。

 

研磨作業は、マスクを推奨します。

塗装のミスト同様に、粉じんやらPM2.5 的なものは吸わないに越したことありません。

特に冬場などは、乾燥しているから粉じんは出やすいですね。

ウエットティッシュや濡らしたウエスを常備したいところです。




追記

偉そうに書きましたが、一般的な注意としては妥当だと考えています。

臭いや粉じんなど、勘違いする人も多そうに思えたので一筆ということでした。

 

当方は、大学で化学系を少し齧っています。

また、就職先では塗料の製造等にも少し携わりました。

危険物免許(甲種危険物取扱主任者)も所持しています。

後は、趣味の模型歴や、仕事で模型の開発プロヂュースくらい。

ど素人が適当に書いているのではないと言いたいところですが、そんなに科学的でも統計的でもありません。悪しからず。