2019年2月23日土曜日

1/24 ダットサン240zラリー仕様 ハセガワ製 その9

少し間が空きました。
銀の塗装から、デカールへ。



作業中のボディ

デカール貼りを徐々に進行しておりました。
この数枚は、作業中のものです。



屋根部分

あまり上手く貼れていませんね。
印刷部の縁は、クリアーが残っていますし目立つ。
後からクリア塗装は掛けますが、段差を見えなくするまでの労力は掛けないつもり。




ボンネット先端のメタルシール

何箇所かはメタルシールが入っています。
上手く貼れず、デカールと併用した部分もあります。

ボンネットの黒い部分には、表面がザラザラしてます。
塗装が良くない証拠です。




ボンネット ピンボケ失礼

ドアのデカールは失敗

ドアには大きなデカールが貼られます。
下部には窪みがあって、デカールが追従しないと隙間が空く。すると、割れてしまうのです。悪い見本として見てください。

なお、作業に当たってはマークソフターを使っています。
タミヤとクレオスの両方あるのですが、前者の方でデカールが溶けたような現象が出ました。何だか良く分かりません。



部品追加して、かなり完成が近い



ウインカーはまだ付いていません。
それと、ガラスもまだありません。












2019年2月11日月曜日

1/72 銀河 ハセガワ製 その6

6回目の話は、一番の鬼門?になるキャノピーです。

古い飛行機の場合、今のようにプラスティックの窓はありません。
ガラスで曲面も難しいですから、平面構成が多くなります。要するに厄介な多角形のデザインになりつつ、フレームが入り組む。


銀河の場合も例外ではないです。
どうやって塗装するかと考え、何時も通り地道に直線を一本ずつ進めるかと。
しかし、やっぱり気が変わって市販のマスクシールに頼る事にしました。




機首付近のキャノピー

キャノピーというか胴体に窓が付いている部分です。
全体がクリアパーツなので、ガラスではない部分を塗装しないとなりません。

黄色いテープは市販のものを使用しました。
このテープを地道に切り出して、貼り付けるのは根性が足りません。
市販のそれは、ほぼ正確にカットされているので貼るだけです。




クリアパーツ3点

機首の先端、その後方、それからキャノピーです。
合計で3個のクリア部分があります。





ボディに付けたイメージ

ボディ側に載せてみました。
機首先端のパーツは接着しないと固定できないです。下に置いてあるのがそれ。

キャノピーはご覧の通り一体型になっています。
開いた状態は再現できません。








2019年2月9日土曜日

塗装の話 塗料皿

模型を作る場合、塗装は付き物です。
一部の模型に見られるような塗装済みなら関係ないし、無塗装仕上げなら最初から作業はないですけどね。


塗装する場合、2つの方法が考えられます。
筆塗りとエアブラシです。

筆塗りは手軽ですし、細かい処理に向いています。
エアブラシは、全体的にフラットに綺麗。グラデーションにも向いている。



そこで、筆塗りの話を1つ。

筆で塗料を塗るために、塗料をどんな風に扱うかは一考すべきところです。

たとえば、買って来た塗料のビンに筆を突っ込む。
そんな使い方はしない方が良いです。オリジナルの塗料が劣化して、色が狂ったり問題も多い。


では、小出しにして使うとすれば、何処にどう展開するのか?


塗料皿


昔は、塗装用に売られている小皿に出して使っていました。
すると、皿を使った後に洗浄しなければなりません。当然、溶剤を沢山使います。
手も荒れます。


この方法だと、塗装する時間よりも皿を洗う方が手間になります。
時間も掛かるし、本末転倒な感じでした。




アルミフォイル方式


何か良い方法はとなって、皿の中に銀紙を置く方法に移行しました。
手軽なのは、市販されている弁当箱に入れるお惣菜受け?です。

しかし、それも悪くないけれど、もっと少ない塗料で充分なこともある。
銀紙を捨てるのも、若干勿体無いような気分です。




ピルケース方式


その後、ネットで見た手法を1つテスト。
100円ショップで売っているような、ピルケースを使う方法です。
あれは、PPとかで出来ているため、溶剤には強いですし、塗料が固まっても剥がし易い。




スプーン方式


さらに、同じく100円ショップで気が付いたのは、プラのスプーンを使う方法。
これ、少量の塗装には向いています。
洗うのも楽ですし。捨てても、コストは安いです。

スプーンを支える方法が問題になりますね。
写真では贅沢にクレオス製の作業用バイスを使っています。




タミヤ製の樹脂塗料皿(窪み沢山)


市販品だと、こんなタイプもありました。
一応、買ってみたのだけど勿体無くて使ってません。
切り取らないと大きいし、小さくすると軽くて不安定という問題もありますね。

何かホルダーを作れれば、便利かもしれません。




2019年2月3日日曜日

1/35 ガントリークレーン タコム製 その5

今度は面倒はワイヤー関係の作業です。


横長な構造部分


横に長い構造部は、下部が抜けているコの字型です。
上の写真の状態では、天面のパーツが付いていないため両側面だけで形状を保っています。

左右のパネルやモーター等の部品は固定してあります。そのため、形が崩れることは無く安定しています。

黄色いマスキングテープは作業中に必要な仮止めです。
特にワイヤー関係は、暴れてしまったり思わぬ引張りを受けるので注意が必要でしょう。






アップにした写真です。
横に走っている鎖は、台車を移動させるためのものです。
撓んでいるのは正常な形ではなく、作業中ゆえのもの。






こっちはモーター等が納められたエンド部分。
太い糸巻きでワイヤーを巻き取り、クレーンのフック部分を上下させます。

台車を移動させる鎖は、ギアを経て最も外側に繋がっています。
そこから、別の鎖が下に向かって垂直に垂れるのが正しい状態です。写真では、作業上の問題もあるため、鎖を適当に絡めて置いてあります。

鎖は銅色の細い物が付属しています。
恐らく、アクセサリー等で使うような何かでしょう。
このままではギラギラしますし、嘘な色になるので塗装は必須ですね。

ワイヤーの方はタコ糸。白いとカッコ悪いので適当にグレーに塗装しました。





台車の付近です。
台車には左右に2箇所の鎖取り付け部があります。(取り付け部のフックは、本来上を向く様です。適当に組んだら下向きも出来てしまいました。失敗作例です。)

一本の鎖は、両端を台車に固定された上で、構造部の両端にあるプーリーを解してループになっています。文章では、ちょっと説明しにくいです。






クレーンにワイヤーを仮設置したところです。
フックと戦車の砲塔を吊るすための専用治具もぶら下げて、さらに錘代わりに洗濯ばさみも付いています。






ワイヤーを通した台車部分です。
台車の外側には車輪があり、内側には4つのプーリーがあります。そこにワイヤーが通ります。






モーターが無い方の構造部の端部です。
ワイヤーの折り返し用にプーリーがあり、チェーンの駆動用にギア等が見えています。

なお、ここで露出している鎖は塗装を施してあるため、赤茶っぽくみえます。