現代のカメラには、ストロボ(フラッシュ)が付いています。
昔のカメラにはなく、外付けオプションでした。
更に昔には、ストロボでは無くてフラッシュガン。
フラッシュガン |
開いたところ |
傘を広げたところ |
カラー用バルブ(電球ではない) |
カメラに装着した様子 |
馴染みのない人には分かり難いと思います。
この機材はストロボの前の時代にあった、瞬間発光装置です。
中央に取り付けるバルブは、電球のような見た目ですが、内部に金属の細線が詰まっています。これを一気に燃やして発光させるのが、フラッシュガン。
(もっと古い時代だと、リンを直接燃やすのもありました)
発光時に中身が燃えて、強い光が出ます。熱も出て熱々のため、手で触ると火傷する代物。
それから、一発ずつ使い捨てなので、次に発光するためにはバルブを交換しなければなりません。熱くて危険で、お値段もそれなりに致します。
バルブはカラー用とモノクロ用がありました。
当初はモノクロだけだったのですが、カラーフィルムが出たことでカラー用バルブも発売された訳です。
ちなみに、カラー用はバルブ表面に青色系のコーティングがなされています。色温度調整用ですね。
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