2024年5月18日土曜日

古い撮影機材 フィルムカメラの時代から

現代のカメラには、ストロボ(フラッシュ)が付いています。

 

昔のカメラにはなく、外付けオプションでした。 

更に昔には、ストロボでは無くてフラッシュガン。



フラッシュガン

開いたところ

傘を広げたところ


カラー用バルブ(電球ではない)

カメラに装着した様子


馴染みのない人には分かり難いと思います。

この機材はストロボの前の時代にあった、瞬間発光装置です。

 

中央に取り付けるバルブは、電球のような見た目ですが、内部に金属の細線が詰まっています。これを一気に燃やして発光させるのが、フラッシュガン。

(もっと古い時代だと、リンを直接燃やすのもありました)

 

発光時に中身が燃えて、強い光が出ます。熱も出て熱々のため、手で触ると火傷する代物。

それから、一発ずつ使い捨てなので、次に発光するためにはバルブを交換しなければなりません。熱くて危険で、お値段もそれなりに致します。


バルブはカラー用とモノクロ用がありました。

当初はモノクロだけだったのですが、カラーフィルムが出たことでカラー用バルブも発売された訳です。

ちなみに、カラー用はバルブ表面に青色系のコーティングがなされています。色温度調整用ですね。




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