e-paper(e-ink) とは、電子書籍などを見るためのディスプレーです。
液晶や有機EL などと異なり、独特なアナログ?デバイス。
詳しい原理は調べて頂くとして、白い板の上に黒い粒のようなものを並べて文字や絵を表現しています。そんな面白いディスプレーです。
良い面は白黒であり、コントラストが高いこと。だから紙に近い見た目で本が読めます。
悪い点は応答性でしょう。
絵の書き換えに時間が掛かり、尚且つ残像のようなものも出やすい。
従って、動画を見たりは出来ません。
ゲームもある程度早い動きを入れると駄目です。
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| スクリーンセイバー状態 |
そんな特殊なものですが、興味はある訳で手を出してみました。
遡ると、最初に触ったのはキンドルです。まだ国内で売られていない時期に、アメリカのアマゾンから引っ張って来ました。
基本的に日本語はNGでしたが、日本語コンテンツがあれば表示は出来ました。
その後、間を置いて入手したのはシャープの電子ノートです。
最後のモデルだけe-paper の仕様でした。
ハッキリ言って、実用性は低いデバイスです。
なにせ、応答性が悪く短気な人には使えない代物です。私も少々手を焼いています。
ちなみに初代モデルも持っていますが、そちらは遅いながらも使える範囲でした。ただし、画面が低コントラストでちょっと薄暗い場所では見えないのです。
結局のところ、余っていた液晶で何か作った程度の製品だったと言えるのでしょう。
そして、今回は大面積の13インチタイプを入手しました。
BOOX NOTE MAX という製品です。
中身はアンドロイドなので、その手のアプリも入れられます。
用途としては、複数の電子ブックアプリを入れて本を読むことが1番でしょうか。
文字や絵も描けるので、その手の使い方もありと言えます。
もっとも、絵を描く人はこんなデバイスは使わず、カラーのタブレットを買うとは思いますけども。
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| ホーム画面(例) |
入手するに当たり、どの位のサイズを狙うか考えました。
小型ならスマートフォンサイズもありますし、手軽さ?的には10インチかとも。
13インチは大きいですからね。
でも、今一つガッチリした使い方が見えていないことと、先々運用が変わる事も想定すると大きい方が潰しが効くような気がした訳です。
目が悪くなったり、早い動作を避ける嗜好になれば尚更です。
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| 薄く平たい (USB-Cコネクター周り) |
大きいこともあって、重量が結構あります。
富士通が出していたクアデルノは軽かったようですが、こちらは金属筐体で重たい。
個人的にはプラで良いのだけどね。
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| PDF 表示例 |
適当に貼った4枚の写真は、今回購入した13インチモデルを撮影したものです。
平たい板状で、突起部分はありません。机に平置きできます。
大きいサイズのため、A4の紙程度の表示面積がある。
アンドロイドOSのため、プレイストアが入っています。
キンドルなどのアプリも入れられます。
自作の書籍(PDF,ePub)も、普通に表示できました。
読み返すと誤字が多くて、、、。直したくなります。
1コマ目のスクリーンセイバーは、スリープ時に表示されます。
当然その日時で止まるので、時間などは更新されません。
スリープさせずに自動更新することも出来るらしい。でも、電力消費するから、普段は使いませんね。
なお、画面が固定表示されていても、電力は消費されません。そういう仕様のディスプレーなのです。
焼き付き的な弊害は分かりませんが、それと似た現象は常時出ます。
残像が残る場合は、リフレッシュが必要です。




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