2025年10月30日木曜日

シグマ製 fp フルサイズなミラーレス一眼カメラ

珍しくカメラネタになります。

昨今カメラを使っていると言いつつ、実際には模型の記録程度が精々です。

昔のように出かけてスナップとか、望遠レンズで撮影などは遠い世界になりました。

 

そんな環境下では、カメラへの意欲や投資?も低迷している。

しかし、何故かfp という変態カメラが気になってしまいました。



sigma fp 正面
sigma fp 背面


まず外観などを紹介します。

黒くて四角い箱です。グリップもほぼありませんし、ファインダー(ビューファインダー)もない。コンデジっぽい風情です。

ある意味、原始的な設計とも言えます。

※この写真はボディのみです。レンズは付けていません。 


普通ならシャッターボタンの位置や傾きなども調整するでしょう。

何もせず、四角い箱に収めただけにも見えます。

古臭い筈だけど、逆に今どきは目新しい気もします。 



sigma fp 斜め上から


液晶モニターの周囲に溝のような構造があります。

この部分はヒートシンクになっていて、内部の発熱を逃がすためのものです。

カメラの発熱は、スチール(写真)なら少ないのですが、動画を回せば激しく熱が出ます。このような発熱は普遍的なもので、どのカメラでも対策はしているでしょう。

ただし、少し対策したところで排熱が弱いので連続撮影には限度があります。


ボディは小さくて軽いです。

重要なメリットでもあるのですが、グリップやビューファインダーなどを付けたら大きくて重くなる。それなら、最初から一体構造を取っている普通のカメラの方が良いのでは?

手持ちのEOS R8 と比べると容易に想像できる話です。

合体メカは古い遊びの思い出(昔のカメラはシステム押しだった)です。

大きく重くても好ければ、それで楽しいかも。

 

 



<余談>


メーカーのシグマとは、所謂交換レンズなどを主力にしているメーカーです。

日本の会社であり、所在地は会津。

ちょっと応援したくなるものの、マニアックなのは間違いありません。

 

交換レンズのメーカーとして有名な会社ですが、サードパーティーになるため劣化品として見られることも多いと思います。

例えば、有名メーカーの純正レンズに対して、デザインや質感はもちろん描写性能も劣るとされることが殆どです。でも、安価なので問題ないとか妥当とされます。

この辺りの認識は間違いではありません。ですが、私はちょっと違うなと思っています。

 

シグマだけに限らず、モノづくりの技術などは十分ある会社は多いです。

でも、一般的なイメージは悪いというか劣る。

何故かと言えば、ブランド力が弱いからです。

 

仮に高性能でデザイン等も優れた製品を作ったとします。

高価になる筈ですが、誰が買うのでしょう?

商売ベースで考えたら、安くしないとなりません。そうしないと売れない。

何故かと言えばブランド力がないから。

この手の話は、世の中沢山ありますね。




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