少し使ってみた感想や所感。
調べた範囲では分からないことや、出来ると思っていたけど少し厳しい点などを書き出してみます。
ポストビューの拡大が出来ない
カメラで撮影した直後に、液晶モニターに画像が表示されます。
これをポストビューと呼びます。
この画像は構図の確認はもちろん、露出などのチェックにもなります。また、拡大表示すればピントも確認出来る訳です。
しかし、fp にはその機能がありません。拡大が出来ないのです。
使わない人には無縁かも知れない。でも、MF 含めてピント確認は大事なのです。
不可能と分かったことで、個人的な評価は大きく低下しました。
どうしても見たい場合は、一旦画像を保存してから再生しないとなりません。
個人的に非常に面倒に感じます。
些細なことがダメージに直結してしまう。減点です。
カラーエフェクト
オフとスタンダードでもかなり違う。
後者でも強め補正にも見える。
そこは、一旦置いて考えましょう。
個人的にはちょっと好ましくはありませんが、微調整する機能もあります。
| カラー設定:オフ |
| カラー設定:スタンダード |
写真2枚は、飛行機の模型を撮影した事例です。
2色迷彩塗装の彩度が全然違う。スタンダードも誇張された見た目になります。
オフの方は薄暗い感じで明度や彩度などが落ちています。逆に言えばレタッチ前提のダイナミックレンジが豊富な素材なのでしょう。
そこまでする気はないし、何ならRaw で撮ればよいのです。
カメラの情報を集めていると、エフェクトについて触れている人が多かった。
映画風の臭いエフェクトなど、いろいろなフィルターがプリセットされているのです。
これらのエフェクトは面白いですが、個人的には不要(一部必要)です。
しかし、実際は楽しんでいる人も沢山いるらしい。
ターゲットはそっち方面の人たちなのでしょう。恐らく。
味付けが濃い目になると、普段の写真でもちょっと劇的に見える。
それを楽しめということでしょうな。
全否定はしませんよ。
昨今、スマートフォンなどで撮影したエフェクト強烈な写真が多いです。撮影者がそっちに引っ張られるのも理解は出来ます。でも、写真はそういうものではない。
撮影するなとは言いませんし、それで楽しむのも一興。
でも本質ではないし、流されて洗脳されるのはカメラマン的におかしい。
グリップ装着
カメラが四角い箱で、手持ちするには使いにくい。
軽いレンズならありなのでしょうが、全体の取り回しを考えるとグリップは欲しいです。
純正のグリップが出ていますし、サードパーティもあるようです。
取りあえず純正品を買ってみました。
やっぱりハンドリングは向上します。
人によっては必須と言い切りますけど、それなら最初からボディ形状を考えた方が良いのでは?四角くしたかったのでしょうねえ。
バッテリー
本体充電ができます。
給電稼働は不可です。fp L なら出来るらしい。
充電器は別売になっています。
電池の単価は安い。他の機種でも使える事例あり。
まだ稼働時間が短いので、私自身のイメージは固まっていません。
過去に使っていたG8 と同じバッテリーと思われるので、安心して使うには予備は必要だろうなということです。
特に、起動が遅い点やポストビューでのピントチェックが出来ない点を考えると、どうしてもモニター表示時間が長くなりそうです。その点もマイナスです。
0 件のコメント:
コメントを投稿