模型の塗装には筆塗りとエアブラシ(吹き付け)があります。
そのほかにも、ドライブラシ的な方法やらドブ漬け?なども。
エアブラシに関しては、長らくクレオスのL5を使ってきました。
初心者向けで扱いやすいコンプレッサーです。
私が手に入れたのは20年前の出来事だったかな。
あれから長らく使っておりますが、特に支障は出ていません。
変えなくてもよいと思いつつ、過去にも何度か検討だけはしてことがありました。
理由は簡単。エアの圧力や風量を稼ぎたいからです。
狭い面積を少しずつ塗装するなら問題はありません。
厄介なのは、面積の広いものや一気に多量に吹き付けたい場合などです。
過去事例としては、1/35 のハインドや、自動車の模型などが該当します。
しかし、排気ブースの問題もありまして、簡単には解決できません。
| 新しいコンプレッサー |
そんな状況ではありますが、思い切って入れ替えをトライすることにしました。
購入したのはコンプレッサーとタンクが一体になった製品です。
特徴的なのはタンクが小さいことと、出力が2系統あること。
ハンドピースを2つ直接接続出来て、圧力調整は別々に出来る構造になっています。
モノはurlife HPcube (ハンドピース無しバージョン)です。
| ホースを1本接続(右側にもう一本繋げます) |
購入後に気が付いたのは、レギュレーターに水抜きが付いていないことでした。
一般的には付いている装置なのですが、このモデルにはありません。
その代わりに?ハンドピース側に取り付ける水抜き装置が付属しています。
恐らく、ある程度ハードに使うと水が出て困るでしょう。
暫く使いつつ、酷い場合は何か対処方法を考えたいものです。
タンクは小さい容量のため、スイッチを入れると比較的早く一杯になります。
およそ30秒くらいでしょうか。正確には計っていませんが。
| 丸いタンクと下部のドレン用ボルト |
タンク下には水抜きのボルトが付いています。よくある構造なのですけど、ただのボルトに近いものであり使いにくいのは間違いありません。
塗装が終わったら毎回水抜きする訳ですが、何で手を抜くのでしょうね。
この水抜き部分を少々手を加えてみました。
ネット上で加工している方の話を見て、ナイスアイディアと便乗した感じです。
具体的にはドレンボルトをエルボーに変えて、そこからパイプで延長します。そのままではエアが漏れるためバルブを付けて完了です。
このように加工すると、バルブの開閉だけで水が抜けますし、水自体を瓶などで受ければ後始末も非常に楽になる訳です。
加工しない場合は、毎回装置を持ち上げるなりしてボルトを緩めないとなりません。
そして、下に落ちてくる水を何かで受け止める必要がある。
最初は水で済みましょうが、さびが出てきたら赤茶色の水に変わることでしょう。下手に垂れ流しは出来ません。
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