模型の世界で幅を利かせているのがガンプラです。
ガンダム関係のプラモデル。
飛行機や戦車、船や自動車などプラモデルは沢山あります。
しかし、それらが束になっても勝てないのがガンプラ。
数量的に圧倒的に違うのですが、エンドユーザーには今一つ理解されていない模様。
そんなガンプラですが、私は個人的に好きではありません。
ガンダムが嫌いな訳ではないし、どちらかと言えば好きです。
もっとも、知っているのは初代ガンダムだけですけどね。
ガンプラはバンダイの金型で、非常に精巧に作られています。
昨今では、3D で設計しているし、アニメも同様に3Dモデルだったりします。
模型を売ることを前提にメカデザインもなされている。
ある意味、素晴らしい環境下にある訳ですね。
しかし、個人の趣味や目線とは合致するとは限りません。
ガンプラを組んだ事はありますし、良くできているのも知っている。
でも、そそらないのです。
ガンダムはメカが出てきますが、ある程度人の方に寄せたお話です。
そうなると、エバ程では無いにしてもメカのパワーは弱まる。
かと言って、フィギュアが量産されているかと言えばそうでもない。
人型メカはちょっと、何か違うのですよね。
あれを見ていると歌舞伎だなとしか思えない。
マシネンみたいなものは、メカとして描かれていますが、、、。
ガンダムは歌舞伎役者と同義に見えてしかたないのです。
話が逸れて行きますが、歌舞伎を悪く言う心算はありません。
日本人なので、過去の大衆芸能は多少は理解できますし、ガンダムは現代に引き継ぐ歌舞伎表現なのだろうと思っている次第です。
そうなると、ガンダムもフィギュアです。
私、フィギュアもあまり好きではないのです。
人型はちょっと、抵抗感があります。
ロボットはありだけど。微妙です。
追記
ガンプラ界隈の常識は、一般のプラモデルとは違います。
時々、その手のトラブル話を目にするので書き留めておきます。
ガンプラ界隈から見ると一般のプラモデルは魔物かも知れません。
新しい金型で高精度な代物もありますが、30年前のそれも普通に売られています。
古い金型で元々の出来も良くない場合、バリが沢山出ているでしょう。
パーツを組んでも普通にズレていますし、そもそも凹凸が一致しないのもあります。
そんな製品を見たら、不良品だと判断するのも当然です。
しかし、プラモデルとはそういうものなのです。
金型は大きく重く、高いコストで作られています。
また、固定資産として課税もされる。お宝であり、お荷物にもなっています。
長く使ってコストを回収しないとなりません。
ガンプラのように売れませんから、1年に1回とか、数年に1回しか作らないかも知れない。
それらをメンテナンスしている金も無いかも知れません。
金型は年々劣化しますし、当然製品のプラモデルの品質も落ちるでしょう。
金型には価値がありますから、売買されることもよくあります。
最初A社で作ったものがB社へ売られる。その後、C社へ、、、。
そんな歴史ある金型も多いです。
完全に別世界のお話のようです。
話が噛み合う事はないかと思います。
どちらが良いとか、正しいではありません。
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