6月18日付でのニュースから
ペンタックスからの新型カメラです。
現在は、リコーに取り込まれてブランドのみ生き残ったところ。
古い人からは嘗ての名門と呼ばれるかもしれない。
そんなところからの、新製品情報です。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1600114.html
ニュースサイトのページです。ご参考まで
ニュースを見たので、写真や紹介動画を確認してみました。
お値段10万円弱。
見た範囲、作りは良くないというかコストが掛かっていないように思えました。
スペックはフィルム式で、ハーフサイズ。(デジタルではありません)
1本のフィルムで24コマ撮影できる場合、ハーフだと48コマ使えます。
デジタルだと誤差範囲の枚数でしょう。
電池はグリップ部分に入れます。充電式ではありません。
ネジ止めなのも何とも言えませんね。レトロというより安価。
ピントはゾーンフォーカス。オートフォーカスではありません。
忘れてしまいそう。
フィルム装填は置くだけですが、完全自動ではない。
巻き上げレバーを動かし、シャッターボタンを押す必要があります。5回位?
フィルムの巻き戻しも手動です。
昔懐かしのクランクが付いていて、くるくる回します。
そして、裏蓋を開けてフィルムを取り出す。
巻き上げ前に開けてはなりませんよ。(やらかしたことあります)
はて、これで売れるのだろうか?
個人的には売れないと判断しますが、どこに商機を見たのだろう。
レトロ的にフィルムを使う人はいます。
昔の機械式カメラ風で、そっちの満足感もあるかとは思います。
でも、ターゲットがニッチでパイも小さいでしょう。
値段が高いのは、少数しか生産しないからでしょうね。
売れないのは分かっていて開発しているはずです。ということは、調査の一環?
話題性、最後の足掻き、何か迷った?
カメラなんて売れない時代になっています。
気楽に使うなら、スマートフォンがあります。
画質なら、高いフルサイズでしょう。
フィルム?ニッチ過ぎて商売目線では辛い。
大変失礼ですが、ペンタックスの最後のあだ花かと思いました。
嫌いなメーカーではないのですが、、、。
追記
初回出荷分は即完売らしい。
売れてる、人気があるという演出です。
完売は嘘ではないかも知れませんが、そもそも数を揃えていないでしょう。
売れないのは分かっているから、少量しか作らず枯渇作戦みたいなもの。
昨今、どの製品も受注生産に近いですから。
今一度書きますが、ネガな気持ちで攻撃している訳ではありません。
応援目線で、怪訝なことを書いているだけ。
私自身が個人的に購入することはないですけど。たぶん。
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