ガンプラの話と似ているお話。個人の嗜好です。
某社には申し訳ありません。当方、鉄道模型は好みではありません。
凄く嫌いな訳もなく、模型としての興味関心はあります。でも、好きとは言えない。
仕事絡みも無い昨今なので、率直に書いておきます。
鉄道模型の日本での主流はNゲージ。1/150 と小さくて、模型としては辛いと感じます。
走らせたり、数を集めるのには向いていますけども。
私はスケールモデラーなので、組んでから眺めるという趣味です。方向性が合致しない。
プラモデル系の目線から、走行能力は魅力的に見えません。
走るために模型的な犠牲が出ますし、どうしてもプラレール的なおもちゃに見える。
もちろん、先入観や上から目線の傾向はあるでしょう。私の目線です。
所謂ジオラマ、レイアウトと呼ばれるものは好きです。
あれは車両に目が行くにしても、眺めるのは全体です。地面や地形を見る趣味。
多くの人は車両に目が釘付けでしょうが、私は地形やそれを利用した構造物が楽しい。
目線が違うのです。
良いですか?ジオラマとは地面が主役です。間違えないように。
日本は狭いですから、多くの趣味人は物の保管に苦慮しています。
その点、Nゲージは省スペース。車両を積み上げても、あまり嵩張りません。
(かーちゃん目線では、そんなに甘くないでしょうけど)
どちらかと言うと、模型ではなく宝飾品や特定テーマの収集物に似ています。
集めて楽しい。たまに眺めてうれしい。走らせるのもいいねと。
HO , 1/80 ,1/87 などに分類される大きな模型もあります。
私からすると3種とも同じですが、趣味の方には大違いらしい。五月蠅い方はこだわりがありますから。
ゼロ戦なんて存在しないと思っているのと同義です。あれは、レイセン。
このくらいのスケールになると、電車は大きいです。
生憎、手ごろなプラモデル系製品は少ないので、拘る方は真鍮製の手作りへ目が向くかも知れません。職人芸的な物のため、一般からは相当遠い世界です。
プロが作った手作り模型は、1両で数十万円します。
並べて飾ったら、軽く百位は超えてくるでしょう。
走るボーナスとはよく言ったものです。ボーナス1回分では足らないかも
昔は高価な点が印象的でしたが、経済的な目線でみると安すぎるような気がします。
手間暇かけて作って、その値段で良いのでしょうか?
手を動かしている方の給料は?
職人は作業員であり、ブルーカラーである。給料は安くて当然とされているのが、現代日本なのでしょう。人間の腕前を評価してほしいものです。
腕を磨くには時間が掛かります。今どき、長時間努力出来る人は少なく、どんどん技術持ちが減って来ています。それでよいとは思えないです。
話が大幅に逸れますが、今どき模型を作っている人は珍しい。
ガンプラは別にすると絶滅危惧種ですよ。
そして、爺しかいない。というのが現状です。