2024年12月31日火曜日

2024年 年末の挨拶など

今年、2024年も本日で終わりです。大晦日

明日になれば新年ということですが、喪中につきお祝い系は無しです。

年賀状も作りませんので、その手のデータもありません。

悪しからずご了承ください。



今年を振り返る程ではありませんが、少々駄文やら思い出などをメモしておきます。


葬儀や、それらの関係で少し疲れました。

取り合えずは、一息ついておきます。


自宅の設備更新が多数あり、出費が嵩みました。

纏めてやるものではないですけど、どうしても重なることはありますね。

 

個人物でも出費が沢山。

スマートフォン1台は趣味の内。ノートPC10年ぶりに更新。

モニターも更新、14年物だったかな。

カメラも入れ替えて、フルサイズに戻しました。ただし、もっぱらクロップで使ってます。


模型関係はメインのAFV 関係を休止して、飛行機関係に集中しました。

もちろん、パックレーテのようなイレギュラーもあります。


株関係は、市場が暴れたためか利確金額は過去最大?

しかし、損失も過去最大でした。

都合、最終利益は何時も通り程度で終了。


太陽電池を試験的に使っています。

晴れていれば、スマートフォンなどをチャージ。

電気代が安くなります。極僅かですけども。


引き続き病人モードです。

頭が壊れていて、体調もおかしい。自律神経的に駄目なようです。

従って、旅行などは一切なし。

元々、出かける系の人だったはずが、家に籠る系になってしまいました。

と言っても、20年位続いている現象です。



そんな状況でパッとしませんが、挨拶代わりの駄文でした。

皆様には、健康で元気にお過ごし頂けるよう願っております。




2024年12月30日月曜日

株の話 損切作戦終了

懸案の損切が一応終わりました。

 

ここで言う損切とは、損を承知で株を売る事です。

100万で買ったものを50万で売ると、50万の損失になります。

とても嫌な行為ですが、取引全体からすると非常に重要なことなのです。

 

株で儲けたいと普通思うでしょう。

それは当たり前のことです。

でも、年間を通して売買していると、儲かる事ばかりではありません。

達人やら嘘くさい仙人、オクリビト様なども同じです。

 

如何に上手く損をするか。これが凄く重要なのです。

100万で買ったものを90万で売ると、10万の損失です。

しかし、間違えて50万で売る事になれば、50万の損失で被害が大きい。

だから、早々に上手く切るのが極意ですが、そんなことは簡単に出来ないという現実。


今年は相場が大きく動いたので、利益もあれば損失もあります。

結果的に、去年と同じ位に落ち着くというのも残念にも思えます。

数字的に大失敗していないから良しとしておきましょう。


今現在の損益は140万を割り込んだ位です。

この数値であれば、妥当と判断しました。



追記

12月26日が過ぎ去りました。

最終権利日で、年内最後の取引き扱いでした。という事で、今年分は終了。

損益140万程度、含み損は 300万弱となっております。

後は、来年分として頑張りましょう。

ニーサの枠も新規で使えますし、トランプのせいでボラボラになる可能性も高い。




2024年12月28日土曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その17

ゆっくりとデカール貼り作業を進めています。

 

塗装後、クリアで上塗りしてデカールを貼りやすくします。

その後デカールを貼り、良く乾燥させてからもう一度クリアを塗装します。

このクリアはデカールを保護するためです。

手を掛けるなら、クリアを厚塗りしてから磨いて段差を消します。


その後、さらに艶消しクリアを塗装します。

実物が艶消し塗装なら、そうするしかないでしょう。

また、その後の汚し塗装が乗りやすくなるのも重要です。

 

最後の艶消しクリアも推奨されています。

全部終わったら、保護用にクリアを吹けということです。

私は殆ど行いませんが、保管を考えたらベターな筈です。

 

 




上の写真3枚は、ボディ下面を撮影したものです。

デカールを貼りつつ、見せ場はここかなと思う次第。


完成すると見えない場所なのですが、表面のモールドは沢山あって凝っています。

裏返しにして見せたい気もしなくもない。

 


2024年12月26日木曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その16

そろそろ、デカール貼りの作業もスタートです。

やっと、ここまで来たような。


垂直尾翼のデカール


塗装指示から、一番地味な機体をセレクトしています。

例によって機番などは省略予定ですが、それ以外は使わせていただきます。


垂直尾翼は最後に装着するため、先にクリア塗装をしてデカールを貼りました。

トップの緑は塗装。下の馬とチェック、2のような模様はデカールです。

なお、全体の塗装色がクレオス307ではなく308のため、後から下部にグラデーション塗装しておきました。よく見ると不自然ですが、これで由としておきます。



主翼裏面

 

主翼裏面はシンプルで楽な作業です。

迷彩塗装もありませんから、先行しての作業としました。

米軍の国籍マークは付けることに決定。そもそも、この機体は米軍しか使っていませんし、アクセントにもなるでしょう。

主翼の端と主脚庫後方に白と赤のデカールを貼ります。

これ、チャフらしいですね。そうかなと思いつつ、書籍を見たら当たりだった様子。

でも、なんか派手過ぎませんかね。



主翼上面


主翼上面はツートンで迷彩ありです。

その上に、クリアーを吹いてデカールを貼ります。

濃いグレーのデカールはメンテナンス時に人が乗る部分。指定位置と少しズレていますが気にしない。

それから、左手のNO STEP のデカールは場所を間違えました。

本来は、前縁スラット(まだ取り付けていないパーツ)に貼るようです。

書籍資料を見ていたら、前縁と主翼本体の両方に文字が入った事例もあったので、細かいことは気しないという路線でよいかな。



全体の様子

主翼などを仮組しました。

機首側も迷彩塗装を乗せてあります。

コックピット周辺のマスキングは難しいですね。かなり剥がれて来ています。



迷彩塗装(2色)については、本来境界線がクッキリした塗分けが正しいです。

この模型では、エアブラシのフリーハンドで塗り分けしていますので、ナンチャッテというレベルで見てください。


何時眺めてもデカい。

置き場所の不安は隠せません。




2024年12月24日火曜日

ガジェット的なもの 太陽電池

防災用品の位置付けです。

でも、それだけではなく、ある程度日常的に使う想定で入手しました。 



説明書


物はアンカー製の小型太陽電池です。

折り畳み式で、パネルは4面あります。広げると長手1m位はあります。

出力は30W とソコソコ使えるかな。

アウトプットはUSB-A とUSB-C の2口あります。

電流は2.4A と3A とありますので、合わせて30W 弱という感じ。

電圧は5V のみです。PDなどには対応していません。


冬は日が低いし、日照時間も短いですがテストしてみました。

手元のPixel7pro ではバッテリーセーバー起動後の18%から、1時間半で58%程度まで充電出来ています。ということは、3時間くらいで終了出来るでしょう。

今回使ったのは、type-c の方です。

端末には急速充電中と出ていましたので、十分機能しています。


先に書いたPixel は元より、Zenfone9 やモバイルバッテリーなども充電してみました。特に支障なく、十分活躍してくれそうです。



本当はもっと大きなパネルを買おうかと思っていました。

それも、単なる発電機としてではなく、家庭用のバッテリーもセットで運用する目論見だったのです。

しかし、それには予算も必要ですし、後々の処分についても考えないとならない。

出来れば太陽電池は固定して、充電しつつ毎日使うようなことも考えたい。

そんなことを考えていても、手ごろな落としどころは見えませんでした。

 

そこで、先行して太陽電池だけ購入し、様子をみてバッテリーもと考えてみた訳です。

その場合はバッテリーと太陽電池の接続が優先されるので、ある程度大きくて接続できる専用品などを検討する必要になりました。

 

これもまだ少しハードルが高いですから、妥協して小型の太陽電池だけを運用することにして現在に至ったという訳です。





2024年12月22日日曜日

1/35 パックレーテ マシネンのアレ どーやねんて何? 海洋堂製

時々買いたくなるのがマシネンです。

商標的にはMa.k. なのかな。


パッケージ


今回は二本足のロボット?

人が乗っているにしては、少々小さいですね。

→どうやら無人機らしい。


do-yanen とあるのは何でしょう。シリーズ名みたいですけど、良く分かりません。

他の模型にも同じ名称が付いているものがありまして、、、。

月面シリーズ以外?なのかな。

→はっきりしませんが、海洋堂だかららしい。

 

この製品は同じ模型が2セット入っています。

成型色は違うのですが、モノとしては一緒です。

その割にお値段が高目なので、そういうことですよね。

6000円を2で割ると、1個当たり3000円。

まあまあ妥当ですが、これを単品売りすると5000円位の値付けになるでしょう。

商品とはそういうものです。


二本足でトップは戦車の砲塔のようなロボット?

砲身は2種類あって、選んで組み立てることになります。


説明書


説明書にはカラーページもあります。

組立図は、かなり詰め込んだ感じですね。若干見にくいかと。


金型はあまりコストを掛けていないタイプです。

分割線もそれなりにありますし、ディティールも若干弱い感じ。

樹脂も少し柔らかいので、尚更そういうことでしょう。

でも数が出ないから云々となります。お布施しないと駄目ですよ。


悪口を書いているようですが、決してそんなことはありません。

好きでなければ買いません。

金型にコストを割けば、販売価格が上がり過ぎて企画が通りません。

それをバランスして、良いものを作ろうとしてくれているのです。

その位は私にも分かりますから。




2024年12月20日金曜日

模型業界から眺めた中国の話(情報古目です)

仕事柄、中国の工場やら労働環境についても、多少の情報が入ってきていました。

あくまで昔の話ですので、最新情報は知り得ません。

あれから時間が経過して、より悪化していると思います。推測

 

中国では、強い経済成長が続きました。

田舎から出てきた若者が工場などで働き、お金を稼いで凱旋帰郷していたのです。

帰りは高級車に乗る人も居たらしいですし、そこまでは無理でも田舎の目線で見たら信じられない大金を持っての帰郷だったでしょう。

 

日本人には奇妙に見えるでしょうが、あちらでは旧正月が一大イベントです。

毎年2月が近づくと、工場の労働者は殆ど居なくなります。

皆、田舎へと一斉に帰る訳ですね。

 

旧正月の休業は1か月間位続きます。

再開しても皆さん元の工場へは戻らずに、より給料の高いところへ移ってしまいます。

そのため、2月に工場が再開しても熟練者はあまり居ません。

当然ながら、製品の品質や歩留まりには大きな影響が出ていました。


日本では3月が期末に当たるため、各社売り上げを作るのに必死です。

そのため、大量の商品を仕込む必要がある。

中国の長期休暇が1月だと、2月からの生産になりますが、、、。人が居ない、品質が落ちる時期に山場が来てしまうのです。

各社工夫して、先に作ることもあったのですが、出来ることは限られていました。

どこも余裕がありませんから、1か月以上の前倒しは無理があるのです。



中国では、毎年の給料は10%以上のアップが続きました。

毎年続いているのですから、製品価格もどんどんと上昇したものです。

一方日本は、デフレで給与も物価も低く推移していました。

中国からの輸入品は高くなり、安い製品は無くなりつつあります。


その後、経済的に少しブレーキが掛かってきます。

また、給料が安く、臭い、汚いなどの製造工場は労働者に敬遠されてきます。

コストアップの影響もあり、模型関係の工場も多く閉鎖されたようです。


さらに時間が経過すると、コロナウイルスや昨今の不動産バブル崩壊になります。

若者の失業率が高く、年寄りはぞんざいに扱われます。

投資しても回収できないし、最悪破産するような人も多いのでしょう。

そんな状況下で絶望する人は、暴れまわってニュースのような惨状に繋がる。


不動産バブルからのデフレ突入を憂慮する声もあります。

そうなれば、中国との取引が多い日本も大きな影響が出るでしょう。

既に企業決算は良くないらしく、中国からの波を被った状態と言えます。





2024年12月18日水曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その15

機体全体の作業が進みますが、平行して主脚などの細かい方も作業します。

スケールや機体の特徴から、足は太くて大きい。作業は楽です。



主脚庫の内側

主脚扉の仮組

説明書

 

主脚を組みながら、扉の固定はどうなるのか悩みました。

上の説明書では分かりませんが、扉と脚柱は細い棒2本での連結になっています。

しかし、それでは不安定過ぎる。

 

扉はよく見ると、外側に不自然が凸が2つあります。

そして、その凸は主脚庫内部の溝に嵌るようでした。

こんな風にしっかり固定出来るなら、細い棒は後付けで良さそうです。

説明書では分からないというか、分かりにくいですから要注意。

結構、肝心なことが書いていないです。他でもミスしたのは自明。


 

仕事では、説明書の製作や校正もしておりました。

マニア向けだから分かるだろうは良いけれど、最低限重要なところは書いて欲しいですね。



2024年12月16日月曜日

1/72 チヌーク エアフィクス製 その1

大型のヘリと言えば、チヌークかな。

過去にはハインド(ロシアの攻撃ヘリ)などを組みましたが、率直に言ってあまり好みではないカテゴリーです。

理由は簡単、ローターが邪魔だからです。置き場所問題、いつものことです。


なぜ、大型のチヌークを選んだかと言えば、直近でオスプレイを組んだから。

あれはティルトローターなのですが、言わばチヌークの変わりみたいな存在です。

もっとも、代替にはならずに消えるようですけどね。


チヌークのパッケージ


チヌークは古くから運用されているヘリです。

自衛隊にもありますし、いろいろな国でも使われています。

一般には、福島第一原発の上で放水したことで露出度が高かった。

 

構造的に見ると、大きな箱の先端に操縦席。その後方はペイロードです。

オスプレイと同じですね。

違いは、エンジンが機体の上にあり、尚且つ大型ローターが縦方向にレイアウトされていること。もちろん固定式ですから、あくまでもヘリの構造です。飛行機の要素を持つオスプレイとは根本的に違います。


長く使われていて、安全性やコストも安いですが、飛行速度は限界があります。

オスプレイは飛行機形態になれば、それなりに速い速度で飛べるのが強み。その分、コストや安全性に問題はあるようですが、、、。




2024年12月14日土曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その14

機首に錘を入れる作業。

結果的に、25gではなく37g分入れています。



仮組とバランス確認

 

全体を仮組し、錘を入れてバランスを取ってみました。

すると、かなり後ろが重たい。25gで対応するには、機首前方に集中的に錘を入れないと難しいでしょう。

今回は手持ちのボルトを使うので、容積的に無理があります。

入れるには、機首からコックピット下部当たりの空間を使うことになります。



錘の仮挿入

機首前方のパーツを組みます。

コックピット、前脚庫、左右の外板などです。

ノーズのパーツとの干渉を見ながら、ボルトの位置を決めて接着します。

その後、後方から覗き込んで、さらに錘のボルトを追加しました。

いずれも固定のために、接着剤を使っています。手持ちのスーパーℤを使用。



後方からの作業


これらの作業の都合上、機首後方のパーツは最後に接着となります。

しかし、最後に固定すると少々キツイ。

少しばかり無理して嵌め込んでみると、パーツの一部が割れてしまいました。

難しいところですね。

最初から接着してしまえば楽なのでしょうが、錘の追加作業には開けておかないと辛い。

いっそ、後方のパーツに大きな穴を開けておくというのもありだったかな。



ボディ下面隅にヒビが入る


上の写真では、機首側と機体後方の継ぎ目で色が違います。

後方(左側)は基本色で塗装済みですが、機首側(右側)は未塗装のためです。

色味を合わせるため、機首側を中心に塗装して作業を続けます。



塗装全体の流れとして、サーフェイサーが最初。

次に墨流しやウォッシング。

基本塗装(クレオス308)、上塗り迷彩塗装(クレオス307)。

その後クリア塗装から、デカール貼り。更にクリア塗装の上塗り。

デカール部分の磨き(平坦化)はスルー予定です。

後は、艶消しクリアからの、汚しになるかと。



2024年12月12日木曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その13

エンジン回りも進めています。


エンジンパーツをナセルに組み込み

エンジン部分はインテークのファンと、後部の筒(排気ノズル含む)で構成されています。

ナセルへの取り付けは、真上に伸びるパーツを接着しますが位置決めが厳しい。

それから、インテーク部分はリング状のパーツがあり、エンジン部分と繋がりつつ、ナセルの前面にも合わせないとなりません。

 

バラバラで作業は無理と判断したので、先にリング状パーツとエンジン部分を接着。

それから、ナセルに固定する形を取りました。

一応、まあまあの精度で固定出来たのですが、後からミスが発覚しました。

 

リング状パーツは取り付け位置が制約(2ポジション)されていますが、さらに表から見えるモールドも作り分けされていました。

よく見ないで接着したところ、左右で取り付け角度が違うのです。

今更バラすのも無理ですからスルーです。ちょっとカッコ悪い



エンジンを真後ろから見たところ

まずまずの精度とは書きましたが、よく見ると微妙にズレています。

排気ノズルの位置が、若干中心からズレていますね。

修正は出来ませんので、これで確定です。





2024年12月10日火曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その12

今度はエルロンの裏面が気になりました。


開いた状態のエルロン

エルロンは主翼に付いている動く部分です。

普通は上下にスイングする動作ですが、この機体ではエアブレーキも兼ねている様子。

写真のように開いてブレーキになります。

この状態では、中が見える訳ですが、、、。


右側のパーツは、内部に突き出しピンの跡が多数あります。

丸い窪みに見える部分がそれです。

本来の構造には関係なく、模型特有の凹みです。こだわるなら全部埋めましょう。

いやいや、そこまで頑張れないですね。今回はスルーします。



コックピット付近


計器盤やスイッチ関係を適当に塗装しました。

シートも組み立てて、周辺パーツも一式組み込み。

この状態で、周辺を覆うパーツにより機首が出来上がります。

下部には前脚関係なども入る。

 

さらに、バラストが必要でした。

うっかりしていたら、小さく記述がありました。25gの錘を入れろと?

 

錘のボルトなど

 

25gと言うと、数字は小さいですが大変なボリュームです。

手持ちのボルトなどで、写真のような状況になります。

(※当初35g と読み違えていたので、重量があり過ぎ。)

物は1/4w のボルト(カメラの固定用ネジに同じ)ですから、収まるのか不安に感じます。

仮配置した感じでは、大丈夫そうですね。


写真の全部は必要ないので、25g 程度入れておきます。

多目の方が安全かな?

(後日、37g全部入れることになります、、、)




2024年12月8日日曜日

模型業界の目線から 数の重要性

模型界隈には、プラモデルは元より、フィギュアやプライズ類などもあります。

また、ノベルティみたいなものや、アパレル系、コラボの食品なども見ますね。

 

これらの製品は、それぞれ性格が違うとはいえ、生産数が重要な要素を持っています。

分かりやすいのは模型そのもので、金型という重たい投資が絡む故です。


金型のコストは一概には言えないですが、1000万円位でも驚きはありません。

特に高精度の物や、時間を掛けて調整する完成度の高いものは高価です。


プラモデルの場合、そんな金型を複数個作っています。

金型だけで数千万。そんな商品も普通にある訳です。

投資が大きければ、それは商品価格に跳ね返ります。


仮に金型が1000万だとして、生産数1000個なら、一つの製品に掛かる負担は1万円です。

ベースが1万円位の製品でも、金型の償却を乗せたら単価は2万円になるでしょう。

通常は何回も再生産する前提で考えるでしょう。そうしないと、売れる価格にならないからです。

生産数を合計1万とすれば、製品に掛かる負担は一個当たり千円です。

その位なら、何とかなると考えられますね。



少し前に、太陽の塔の模型を組みました。

あれの製品価格は2万弱です。

1回の生産数は不明ですが、そんなに多いとは思えません。

さらに、ライセンス料が掛かります。少なくても5%くらいは支払うでしょう。

2回目以降の生産は可能な筈です。

人気のあるコンテンツであり、ライセンスも取れる見通しはあるでしょう。


金型については、5型位はあったような気がします。(うろ覚えです)

全体に高精度な金型ではないとお見受けできますので、それ程の重たいコストは無さそうです。しかし、それでも1000万は下らないように見えます。(あくまでも、個人的な感想)

こんな感じで、コスト計算しつつ単価が決まって来ます。



別の話として、一見同じような模型が異なる価格で売られているケースがあります。

エンドユーザー目線では、似たようなものであれば、価格も同程度と予測するものです。

しかし、価格は2倍以上違う場合もあります。

 

その理由は複数考えられます。

1つ目 ライセンス料が高い

2つ目 ライセンスの期限がある

3つ目 生産数が少ない

4つ目 再生産できない

5つ目 利益を多く載せている


例えば、何かのライセンス商品だとすると、そのために5%くらいは価格が上がります。

金型投資があるのに、販売期限が切られたり、実質再生産不能だとすれば、強く価格が上がります。

そもそも、ニーズが低くて生産数が少ないと、相当な高い価格になるでしょう。

利益云々は、普通は考えにくい。高すぎれば売れませんから。


少しマイナーなライセンスで、1回のみの生産。

精々販売期間は3か月くらい、且つ、金型投資を回収しないとならない。

大量には売れないから、少量生産になる。

そんな製品は沢山ありそうですし、お値段高くても自然な成り行きなのです。

 



2024年12月6日金曜日

PC 入れ替えの話 10年前のVAIO からHP製ENVY へ

今年は何かとお金が動きます。

そんな折ですが、ノートPCも入れ替えを決意しました。


従来使っていたのは、タイトルの通りソニー製のVAIO です。

不思議とタイマーは発動せず、10年も頑張って動いています。

流石に昨今は、液晶のチラつきが出ていますし、なんせスペック的にも辛い。

メモリーは4G とカツカツ。CPU も当時のcore i5 です。


入れ替え必須となり、落としどころを探りました。

使用頻度は低目で持ち歩くことも無いでしょう。そして、コストを抑えたい気持ちもあったので、中古も検討しました。

しかし、手ごろなのは6年前のクラス。新しいのは当然高いので、買う意味は無さそうです。

 

次に新品で10万程度の物を物色。VAIO も10万でしたから、妥当?

昨今の物価から考えると15万位かも知れませんね。

フットワーク良く13インチで軽いものもあります。そっちが有力かと思いつつ、欲が出てきて14インチも見ていました。

画面の解像度を追えば、おのずとそうなるもの。

先を見てメモリーは32G かなと思い始めたら、ハイスペックにするしかありません。

 

そんな流れで、最終的にHP ENVY x360 という2in1 モデルを入手しました。

スペック RAM 32G / SSD 1T / APU Rayzen7

画面   OLED 2880 x 1600

ちょっと盛り過ぎかも知れませんが、ブラックフライデーのためか思ったより安価でした。

と言っても、17万位にはなりますけども。


手で持つと、少し大きく重い感じです。

やっぱり13インチ級のフットワークには敵いません。

今更考えても仕方ないから、活用するようにいたしましょう。


ENVY の天板


取り合えずのインプレッション

サイズは手持ちの14インチと同じ印象、重量は思ったより軽く感じた。(開梱時)

1.4kg あるため、差異は無さそうなものだけど。

全体がメタリックグレーで渋い系。アルミニウム外装らしい。プラではない

底面と背面(ヒンジ側)に開口部がある。冷却用の空気が流れるのだろう。

動作は快適と言えるのだろうが、時折初動で待ちが入る。パワーマネジメントの絡みかも知れない。

キーボードは今一つ。見た目は普通だが、叩くとちょっと不慣れで辛い。

日本語キーボードだから、その点も個人的には違和感があるのも一因。

画面は高解像度で広い。輝度を落とすと液晶ではないと分かる。

キーボードのバックライトは3段階調整。案外バッテリーに優しくない?

ファンクションキーは、ファンクションボタンと併用が必要。標準では、機能キーに割当てられている。

タッチパネルの仕様は良く分からない。ギャラタブのペンは使えない。

n-trig ? とか?




2024年12月4日水曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その11

あまり進みませんので、まだまだ続きます。


間違い修正のその後 1

間違い修正のその後 2

主脚庫のパーツを間違えた件、修正作業を続けています。

上の写真2枚は、パーツを付け直してパテを盛り削った後のものです。

まだ凹凸が残っていますから、もう少し調整して進めます。



パイロットフィギュア

パイロットの製作も進行しています。

両腕と首、酸素マスクのホースなどが別パーツ。

フィギュアの出来は良くない気がしますが、どのみち組み込んだらよく見えません。

細かいことは気にしないでいいでしょう。私はね。



水平尾翼と垂直尾翼

手前の翼端面は、動翼部分が切り欠いたようなデザインになっています。

写真だと三角形に見える部分は、水平尾翼と距離が空くので要注意。

そのまま組み込むと、継ぎ目が目立ってしまいます。

ここもヤスリやパテと少々の時間が必要です。

 

 



2024年12月2日月曜日

塗装の臭いなどについて

模型の製作をしていると、塗装は避けられません。

昨今は色付きの多色成型などもあるし、墨入れだけで好い人もあるでしょうか。

色々と気になる人もいるらしいので、私なりの知見を書いておきます。

 

 

塗装の臭い

有機溶剤を含む塗料を使うと、強い刺激臭があります。

特にエアブラシで吹くと、部屋中が臭くなる。

排気ブースを備えても臭いは残ります。臭いの粒子は細かく、即拡散するから排気ブースでは追いつかないでしょう。

この臭いは刺激が強いので、体に悪いと感じます。

でも、実際はそれほどの害悪はありません。

 

厄介なのは、臭いで頭が痛くなる等のアレルギー的な反応が出る場合です。

溶剤の直接的な有害性とは別に、個人差の大きな問題です。

この点は無視できないでしょう。


鼻と口を覆うマスクが市販されています。

私は普通の不織布マスクを使っていますが、当然臭いは防げません。

ある程度のミストが止まれば良いと考えているから、そのレベルには達しているでしょう。

有毒性が気になる人は、防毒マスク的なものを使うかも知れません。

 

以前、防毒マスクを使ったことがあります。

しかし、あれはコストはもちろんですが、多少の臭いはします。

顔と密着するので、ラバー的なものを強く押し付ける不快感が強いです。

夏は汗も気になるし、そもそも息がかなり苦しくなります。

 

臭いが強いから危険と考えるのは妥当です。

けれども、実際にはそこまで恐れるものでもない。

大量に使う職業の方は別でしょうが、個人でちょっと模型などを組む位は危惧するものではないと思います。

どちらかと言えば、上で書いたようにミストの吸い込みの方が悪いかと。

 


塗装のミスト

普通の人はミストには着目しないかも知れません。

でも、空気中に吹いた塗料が微細な粒子として漂い、それを肺に吸い込むのは良くない。

非常に細かくなれば、PM2.5 みたいなものです。

もちろん、このミストも職業病的な多量の吸い込みは発生しないでしょう。

一応の対策を推奨したいところですが、気にしない人も多いかと思います。


何年か前に、エアコンの調子が悪くなったことがあります。

故障かと思って掃除をしたら、フィルターに多量の埃がありました。

そして、その埃の色は赤。

理由はエアブラシで吹いた塗料のミストです。

恐らく、1/24 の車を組んだ時の赤色でしょう。

そんなに莫大な量は使っていませんが、ボディに何度か重ね塗りしています。

戦車などの場合は、薄めに吹くのですが車は別。

しっかりした塗りからの磨きなどがあるため、リスクは高まるという事になりましょうか。


エアコンだけではなく、口元の不織布マスクにも色が付きました。

1回の使い捨てにしていないため、しばらく使っていると色に気が付いたりします。

それだけ、多めに塗装したという証しですし、ミストの危険も教えてくれます。

 


研磨のミスト

ヤスリを使うと、プラスチックなどが削られます。

大きな削りカスは良いとして、細かいものは粉じんになる。

昨今流行りの?メラミンスポンジは、大量にマイクロプラスチックが出るそうです。

それ自体が細かくなるから、環境に悪いという指摘もあるようです。

 

研磨作業は、マスクを推奨します。

塗装のミスト同様に、粉じんやらPM2.5 的なものは吸わないに越したことありません。

特に冬場などは、乾燥しているから粉じんは出やすいですね。

ウエットティッシュや濡らしたウエスを常備したいところです。




追記

偉そうに書きましたが、一般的な注意としては妥当だと考えています。

臭いや粉じんなど、勘違いする人も多そうに思えたので一筆ということでした。

 

当方は、大学で化学系を少し齧っています。

また、就職先では塗料の製造等にも少し携わりました。

危険物免許(甲種危険物取扱主任者)も所持しています。

後は、趣味の模型歴や、仕事で模型の開発プロヂュースくらい。

ど素人が適当に書いているのではないと言いたいところですが、そんなに科学的でも統計的でもありません。悪しからず。