経過報告です。
その後、普通に使っております。
故障や不具合などは出ていません。
※警告※
改造を推奨するものではありません。
最悪、発火や爆発の危険もあります。
※警告終わり※
上に書いた爆発などは、少々大げさです。
しかし、工業用の装置なども見たことがあると、防爆型という仕様も何となく意識されます。
工場などで使う場合、溶剤などが流れてモーターからの火花などで引火することもある。それらに対処するために、火花が出ない構造等を持っているのが防爆型の装置です。
今回の様に、僅かな塗料を吹くだけであれば心配は無いと判断しています。
もちろん保証は出来かねますがね。
自作排気ブースの状況
諸々含めて支障は出ていません。風量は前よりもありますし、音も静かだと思います。
ブース内部には塩ビのシートを張っているので、掃除も楽ですね。あまりしませんけど。
ファン前方の不織布フィルターは、適当な市販品をカットして使っています。
交換も楽なので、これも良い点です。
それから、プレフィルターというかハチの巣状のアレも設置しました。
ミストを一定量付着させられますし、スルーした分の反射も軽減できます。
個人的には必須パーツと考えています。
ファン自体は、大きくて風量があるものがベター。ホースへ風を送るため、圧縮力も必要になります。すると、シロッコファンにするのが妥当なのでしょう。
一番良いのは、大型換気扇の其れでしょう。
お金と場所、工作の気力があるならば。
総じて市販品はチープです。
理由は簡単で高くすると売れないからです。例外的に「ネロブース」というのもありますが、少量手作りだから何とかなる感じでしょう。量産品ではないですから。
長く売られているレッドサイクロン(無名で売られていることもある)は、プラの成形品を組み合わせてあります。これを作るためには金型を起こして、パーツを量産しなければなりません。そして、組み立てて製品化します。
投資して数量を作り、売り捌かないと意味がない。利益出ませんからね。
そうなれば、定価を下げて売りやすくしたい。自然な流れなのです。
心臓部のファンも安く組み込み安いDCファンが1つだけです。
ボディは折りたたんで持ち運びや収納が便利と謳っていますが、実際にこのメリットは感じられないでしょう。展開や収納は面倒です。
寧ろ、パーツを分割して生産出来ることや、流通のコスト低減の方がメリットあると判断出来ます。
国内に目を向けると、タミヤやクレオスでも製品化しています。
利益は出ない位の物だろうけど、塗料や製品等を販売する以上必要なラインナップと判断したから出しているハズです。
電子機器の様に急速に陳腐化しないから、長く売って開発費は確実に回収したいですね。