2016年10月8日土曜日

1/144 US-2 アオシマ製 その1

前から発売を待っていたアレです。
よく覚えておりませんが、発表されてから1年くらい経過したような。


US-2 パッケージ画像



この飛行機は水陸両用の特殊な構造をしています。
前に紹介した、PS-1やUS-1、それから二式大艇も同じようなコンセプトです。ソモソモ、二式大艇があっての後継機とも言えるのですな。

改めて時系列等書いておきます。あくまでも知らない人向けです。


二式大艇 第2次大戦中
大日本帝国海軍の所属。長距離の飛行が出来、飛行場の無い海上で離発着出来ました。
一応、輸送や哨戒用でしたけど、魚雷の搭載もあったとか。

PS-1 戦後
対潜哨戒機としてリリースされています。当時は大型のソナーを着水してから使用するという運用だった様です。また、攻撃用の魚雷もありました。

US-1 戦後
PS-1が不要になってきて、機体の運用方向が変わったのがコレ。海難救助用の飛行機であると共に、足回りが強化されて普通の飛行場にも降りられます。

US-2 3代目?
外観は似ていますが、中身はガラッと変わっています。
与圧室だとかフライバイワイヤとか御託は多い。
それから、軍用なのに海外に輸出する話も有名。
個人的には制式塗装が薄暗くて嫌いです。レスキューなんだから、先代の様に白とオレンジでお願いしたいです。



さて、模型の話に戻します。

パーツを眺めてみましょう。

ランナーが4枚、クリアーが1枚、台座が1つ。

合計で6型あるようです。金型の投資はざっと800万位はありそうに見えます。
単価が3800円です。生産数初回は1500個?とかかな。
損益分岐は10000個でも、回収には時間が掛かりそうです。こんな時代だとメーカーさんも大変だろうとお察しいたします。


ボディ側面のリベット再現


袋の上から撮影しているので、あまりシャープ感はありません。
でもモールドはまあまあ良好に思います。ボディの筋彫り、リベットなどは深すぎるのですが、この位しておかないと繊細すぎてどうかな。案外ライトユーザー向けだったり?


パーツの合いはまだ分かりません。
これから、しばらく積んで?確認します。

台座は凝っています。
パーツも複数あるし、金属製のボルトなども付属しています。何か意図があるのかな?
こっちに凝る必要があるのかと思案しても、普通は無いはずですねえ。
どこぞのご要望でも受けたとしか、、、。自衛隊とか?



US-2 説明書の一部


パーツの一覧が掲載されているページです。
文字で書くより、これを見たほうが分かりやすいでしょう。
部品はあまり多くないです。コレくらいで充分。






0 件のコメント:

コメントを投稿