昔購入して、一部を製作していました。それから長い間放置していた経緯があります。
この手の製品は、車両とは違って製作の勢いが続きません。
忘れた事に成り勝ち。
ジオラマベース的な全体 |
物は東欧のミニアート製です。ウクライナですね。(上の画像に要るロバ?は別物です)
製品自体は、シンプルな作りのバキューム製です。
薄いプラスティックの板を素材にして、石膏などの型に押し付けるというか吸引圧着して作ります。個人でやる人は、掃除機とか使うアレです。
素材は薄い板で、更に柔らかいものです。
一応、プラモデル系のソレと同じとは思います。接着剤も使えますし。
製作上問題になるのは、壁が最中構造になることです。
2枚の板を合わせるのはよいけれど、エッジはキチンと出ません。また、物が大きいと中が中空で撓んだりします。
これらを解決するには、内部にプラ板などで構造を作る必要があります。もちろん、それでも、継ぎ目などの処理は必要です。かなり面倒な事になります。
壊れた壁の拡大 |
私の場合は手抜きを考えて、中空部分をパテで埋めました。
しかし、そんなに上手く内部に充填できないし、使ったパテの化学成分の影響でプラが変形する始末。安直に自動車用の安いポリパテ?を使うべきではありませんね。
また、ベース側は最中ではなく、1枚のバキュームだけです。
これも補強等を入れないと、強く撓みます。
最初の反省から、こっちにはシリコーンのコーキング剤を入れてみました。悪くはないけど、固まるのに時間が掛かって大変。下面をフラットにすべく板を置いたら、固まるのが遅くなりますし、、、。
そんな感じで物は完成、塗装もざっと施していました。
そこから、数年放置だった訳です。
1/35のセドリックバンを置いてみる |
今回の復活にあたり、追加塗装を油彩で行いました。
油彩というのは模型用の塗料ではなく、油絵を描くアレを使っております。
それも、古い古い昔学校で使っていた画材を発掘して、無理やりという感じです。絵の具などは、案外平気な様ですね。
油彩の場合、絵の具の粘性が高いです。また、盛り付けも出来るので、この手のジオラマには向いているような。乾くまで時間が掛かったり、あちこちに付着すると豪い事になりますので、その点は注意が必要でしょう。
部屋のシンナー臭(有機溶剤の香り)はなくなります。しかし、乾性油の香りは漂うので、どちらがよいかは何とも。後者の方が、穏やかなので一般受けは良さそうです。
それでは、まじめにAFVを置いてみましょう。
1/35 4号突撃砲 正しい使い方 |
正しい使い方 2 |
正しい使い方 3 |
正しい使い方 4 |
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