飛龍に続いて、物品整理に絡むネタです。
ジオコレには、コンビナートのシリーズがあります。
発売時にリリースしたものだけでも、AからFまでありました。また、セット商品も出しましたし、その後に拡張セットも出ています。
その中には、最も人気の高いC (ガスホルダー)があります。
いわゆる、球形をしたガスタンクですね。
人目につく場所の物は、サッカーボールやスイカをイメージしたペイントが施されていることもあります。
さて、お題のG タイプはというと、同様にガスホルダーなのです。
しかし、一般にイメージされる球形ではなく、円筒形。更にその周囲を鉄骨などで囲うような構造があります。
コンビナートG |
上の写真を見て、既視感があるでしょうか?
まだ現存するタンクもあるようですが、普通は見ないですよね。
模型としても、かなりマニアックです。そして、あまり売れないものでした。(過去形)
ちなみに、写真のブツはデコマスです。
所謂試作品であり、製品版ではありません。
そのため、手の混んだ塗装が施されています。
タンクの下部壁面 |
少し分かりにくいかもしれませんが、壁面にはグラデーションが入っています。
柱の周囲は薄暗く、壁の中央部分は明るくなっていますね。
これは光の加減ではなく、塗装で再現されています。
現物は大きく、凹凸や色の変化もあります。そして、太陽光や周辺の反射光などの影響もあり立体的に見えます。影の出方も複雑ですし、小さな模型とは雲泥の差です。
製品版では、この手の塗装は難しいです。
基本は単色塗装となりますので、物撮りすると表情がなくのっぺりするでしょう。
タンクのような大型構造はもちろん、小さな住居の屋根なども同様です。
原型やデコマスでは凝った塗装を施していますが、製品での再現は難しいことも多いです。
うまく出来ても、2色重ね塗り位が限度かな。
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