2024年11月12日火曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その7

主翼周りの組み立てにも着手。

パーツは大きいですが、基本は上下二分割です。


注意したいのは、主脚庫ですね。

主翼上面側にモールドがあり、下面側は別パーツを組み込みます。

内部は白系の塗装が必要で、細かい部品も少しあります。



左主翼を裏面から

上面側には二カ所パーツが付きます。

一つは写真では見えな部分で、もう1つは先端側の板構造とパイプ状のパーツです。

塗装指示は基本白色ですが、パイプ部分は黒です。

実物ではケーブル?なのかな。



この後の写真は、組み立てミスの悪い見本です。

悪しからず、ご覧ください。



下部のパーツを仮置き(正しい)

配置ミス(気が付いていない)


最後の写真には、1つ部品が追加されています。

これで構造としては全部で、残りは主脚やハッチです。


内部の白塗装も一応終わったため、この後接着して隙間処理になります。

主翼の前縁も合わせ目が今一つですから、合わせて処理して行きます。



※実は、この後作業を進めて接着してしまいました。

何かおかしいと思って確認すると、下部パーツが左右逆なんです。

仕方ないので、接着剤を削ったりしながら無理やり解体した次第。作業が増えて、仕上がりも悪くなりそうです。



2024年11月10日日曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その6

機首付近の作業として、前脚庫のボリュームが盛られています。

 


説明書



普通の模型では、脚の収納庫は部品も少ない。

しかし、説明書の通りA-10 では多数のパーツが用意されています。

うっかりしていると大事な部分を見とします。

例えばA67 とA65 のパイプですが、これを接続してはいけません。物理的に困難な構造とは言え、説明書のミスかと思えば繋ぎたくなります。(私も最初は繋ぎました)


正しい組み立ては、「接続せず、間に入る部分を迎え入れる」流れでした。

その相手は、直角に接合する大パーツ側にモールドされていました。

下の写真に2本のパイプが写っています。間に空間があって、そこを埋めるのは、奥にある大パーツのモールドです。(少々分かりにくいです)


大パーツ2個に細かいパーツを組み込み


組み立て後


機首に組み込んだ様子


中身を組んだら、コックピットのパーツに添わせるようにして全体を纏めます。

下面から見ると写真のような感じです。

色々な部品やモールドがありますが、あまり良く見えません。それに、普通は覗き込まない部分だと思います。手を抜いても良いかな位の場所。



2024年11月8日金曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その5

エンジンナセルはガラン堂です。

中にはエンジンが納められますが、少々癖があります。



エンジンナセル(上下逆置き)

エンジンユニット(下部)


エンジン自体は正面(左側)のファンと、後部(右側)の排気ノズルがあります。

中間部分はただの筒ですが、上部に凸構造があります。

凸構造はエンジンナセルとの接続部です。


上の写真に写っているエンジンナセル内の溝状のガイドに合わせて、エンジンを固定しなければなりません。

当然、傾いたらおかしなことになりますし、脱落しないように強度も必要でしょう。


組み立てを考えるなら、下部にも凸が欲しい。

しかし、実機では下部の支えは無いということでしょう。

たぶん。



コックピット内部 俯瞰

コックピット内部 計器盤など

 

コックピット関係は、先に組まないとなりません。

飛行機模型の常として、先に組んでからボディに挟み込みます。

ただし、この模型に関してはボディは二つ割りではありません。



機首付近 コックピット等


コックピット周辺にパネルを貼るような形で組み上げます。

ボディ後方は別パーツですし、ある程度割り切って作業出来るかと思います。


内部の計器盤用にデカールが用意されています。

本当に使えるのかなと、眺めながら考えました。

計器盤などがフラットなら問題ないですが、かなり細かくモールドが入っていますね。

これでは塗装するしかない気がしています。




2024年11月6日水曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その4

ボディ後部とエンジンナセルは、それぞれ一体成型されています。

この二つを合わせるだけで、それなりのボリュームが出るくらい大きい。


エンジンナセルを仮置き

 

上の写真の様に、ドッキングします。

問題は勘合と隙間ですが、少しキツイ作りのため削りながら微調整が必要です。



前方の勘合部分

後方の勘合部分


微調整しながら、段差を最小限な妥当な落としどころを探ります。

削り過ぎると後が厄介ですし。

また、この写真では分かりませんが、エンジンナセルから胴体に伸びる後縁には裏面パーツとの段差や隙間があります。

そっちも上手く埋めて、ヤスリ掛けしましょう。




2024年11月4日月曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その3

大きなパーツを少しばかりチェックします。



胴体後部

大きな模型ですが、思ったより割り切った構造を取っています。

写真の後部胴体は一体成型です。普通は二つ割にするでしょうけど、仕上がりを考えてスライド金型を奢ってますね。

ただし、継ぎ目はありますので、綺麗に消さないとなりません。








上の4枚の写真は、継ぎ目を見て頂くためのものです。

上3枚は中心に、最後の写真は胴体の角部(写真の中心)に継ぎ目があります。

金型の継ぎ目のため、模型的には凸の筋になって表れています。


もう一つ、継ぎ目の写真です。


エンジンナセル(一体成型)

エンジンナセルの継ぎ目

胴体後部だけではなく、エンジンナセルも一体成型です。

上下分割の金型と前後のスライドで構成されているため、ナセルの真横に継ぎ目が出ます。

一見、楽に修正出来そうですが、問題が1つ。

後方に四角い凸構造がある。そして、モールドが甘いため、継ぎ目消しをすると消えてしまいそう。

 

金型の構造上、どうしようもないのでしょう。

凸部を別パーツにしてくれたらベターかも知れないけど、そこまで対策はしていない感じですね。

プラバンでも貼ってみますか。私の技量で出来るかは分かりませんけど。



2024年11月2日土曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その2

暫く積んであった箱です。

気が向いたので、触り始めました。


改めてパーツを眺めて、切り出して見ると大きさを実感します。

凄く大きく感じるのは、1/72 や小型の1/48 模型を基準にしているからでしょう。

やっぱり、置く場所問題はありますね。


巨大な増槽

ミサイル関係も大きい


少しずつ進めるため、敢えて本体には手を付けずにいます。

搭載パーツなどを地味に進めることにしましょう。

 

塗装指示 4種

説明書は2部(片方はカラー)


説明書は2部入っていて、片方はカラーです。見た通り

カラーの方は塗装指示を掲載している訳ですが、組み立て説明も載っています。

組み立て方にも拠りますけど、両方の説明書を行き来しないとなりません。

ページを切り替えるより見やすいこともあるけれど。

 

塗装とマーキングは、右下の地味なタイプを基本にしようかと思います。

シャークマウス?のアレは嫌いなので。

昔は勇ましいと思えたのでしょうけど、今見ると痛々しいだけかと。