例によって緑色の飛行機です。
大戦中の大日本帝国海軍局地戦闘機となるのかな。
この機体は終戦直前にテスト飛行しただけの代物で、実際に戦闘に参加したことはないです。ちょこっと空に上がった程度らしい。
昨今は、ゴジラの映画で露出しているようです。(詳細は知りません)
震電のパッケージ |
特徴的なエンテと呼ばれる機体構造が目を惹きます。
通常の機体だと、エンジンが前にあってプロペラが繋がっています。コックピット付近に主翼があり、胴体が後ろに伸びて尾翼が付いている。
構造的には逆さまみたいな飛行機。尾翼に相当する前翼が先頭にあり、主翼は後方です。エンジンもプロペラも後方に付いている。
真横から見た完成模型の写真 |
説明書の解説などを読むと、理想的な機体構造と書かれています。
しかし、この形式だと脚が長くなってしまう。飛行機にとって、脚は出来るだけ軽くしたい要素ですが、、、。
当然ながら脚を短くすると、プロペラが地面を叩きます。それでは、飛行機になりません。いっそジェットエンジンでは?という話は誰でも思い浮かぶでしょう。
その点を突いて、架空機の模型も出ているんです。
個人的に架空のジェット化は少々抵抗ありますが、多くの模型で塗装やデカールを無視している立場なので否定はしません。
戦闘機として完成していれば、機首に機関砲を搭載していたらしい。
それを再現するため、模型にも造作がなされています。
しかし、ちょっと試験飛行しただけの機体に機関砲は積まないでしょう。
穴などは塞いでおこうと思います。塗装もオリジナルにする訳ですし。
機首付近(前翼周り)のパーツ |
塗装に関しても、緑系はツマラナイ。
適当に決めて進める予定にしておきます。
余談ですが、同じ飛行機の模型が1/48 でも発売されています。
生憎先行品のため、金型が古くモールドは凸線です。これをどう見るかで、判断も分かれるでしょう。
ちなみに、1/48 の方は古の昔に組んだことがあります。
無謀にも凸線を消して、凹線を手彫りするべく作業をすすめて放置。
意欲はあっても技術はないし、今も似たようなものでしょう。それを回避するために、今回は1/72 を選んでいます。置き場所問題も含めて。
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