今回も余談です。
お代の通り、今年からスタートしたニーサの話。
新ニーサは、非課税取引が出来る仕組みです。
従来よりも枠が広がり、使いやすくなっています。
大きな転換でもあるので、証券会社によっては手数料無料を打ち出して新規顧客の獲得合戦になっている感じです。
聞き及ぶところ、従来のニーサも一定の人気はあったようです。
ただし、口座開設しても運用しない人は沢山いたらしい。
人気があっても、実際に使われるかどうかは何とも言えないところですね。
投資だとハードルが高いからパスする人も居る。元々投資している人にとっては、少し使いずらいというのもあったでしょう。
新ニーサでは、使いやすくなっているので上手く活用したいものです。
話変わって、とあるネット記事を読みました。
その要旨の一つは、ニーサを使うなというものでした。
何故ダメなのかと読み進めると、投資信託を買うと運用者が儲かるからだとか。
意味合いは分かるのですが、だからと言って全否定はちょっと違うかな。
投資信託は名前の通り、運用者にお金を預けて儲けを期待する商品です。
当然、運用者は手数料を取ります。
この手数料は曲者で、金額はピンキリなのですよね。また、普通の人はあまり気にしない部分のため、罠が仕掛けてあることも多いです。
例えば退職金などを手にしたら、運用を考えるでしょう。
その場合、身近な銀行に相談しませんか?
窓口を見回すと、資産運用相談会とか、退職金運用の何とかというポスターも目にします。
残念ながら、これらは全て罠です。
先ほど書いた様に、手数料を取って儲けるための仕組みなんです。
銀行で進めるファンドは、手数料が凄く高い。
それを進めるのは、銀行が儲かるからです。運用したい人の儲けはどうでもよく、如何に効率的に手数料を取って儲けるかが大事なのです。
一見親切な銀行員は、自分の成績のために商品を進めて来ます。相談者のためではありません。
少し脱線していますが、そんな裏側も知っているとネット記事の否定的な意味合いも理解は出来るのです。
ちなみに、ニーサで買える投資枠の投資信託は手数料が低いものが選ばれています。ここには罠はありませんから、銀行屋さんは儲かりません。
勧めてくるのは投資枠の方でしょうね。
さらに言えば、ニーサは勧めないと思います。もっと銀行が儲かるファンドがお勧めになるかと。
投資信託を買うなら手数料をチェックしましょう。
それから、積み立て枠で選ぶのが妥当。
長丁場で積み立てて、ドルコスト平均法により安全を確保も出来ます。
投資枠だと、株やETFで売買しつつ利益を上げる感じです。
もちろん、配当狙いであまり売買しないのもあり。
いずれにせよ、運や自己責任は付いてきます。余剰資金で腹を括って、勉強料を払いながら進めるしかありません。
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