2024年1月9日火曜日

住環境について考える?

余談の一つです。


今は冬で、これからもう少し寒くなります。

暖冬だとは言え、それなりに寒いです。


色々な環境で、様々な生活環境もありますが、自分のところ以外は分からないでしょう。

それをちょっと比較しつつ一考。


例えば関東でも、北側は寒いです。そして南側は暖かい。

では真ん中あたりは中庸かと言えば、そんなことはありません。

アメダスの気温データを常日頃眺めていると、寒い場所が目につくものです。

埼玉だと、鳩山あたり。千葉は南側ですが、牛久とかも寒い。

南側に関しては、海辺が暖かい。海のおかげですね。

 

北関東が氷点下の時、海辺辺りは5度位でしょうか。

真ん中の埼玉はと言えば、やっぱり氷点下近いのです。


 

次に建物に絡む話です。

一戸建ては寒い。マンションは暖かいですが、古い建物や賃貸系は寒いです。

私が昔済んでいた一戸建ては、冬の朝になると室温が5度位でした。(外は0度位)

海辺の比較的暖かいマンションでは、室温15度位。(外は5度位)

某社宅では10度位(外は5度位)だった。

とある都内のボロマンション(S造の実質アパート)は、10度位(外は5度位)かと。

同じRC造の建物でも、古いものや賃貸系は寒いです。断熱性能が違うからですね。

技術的な差やコストが原因で、大きな差が生まれています。


不動産投資絡みのネタ記事を見ていたら、日本の家は寒すぎるというのを見かけました。

外国人目線での話らしいですが、こんなに断熱性能が低いとビックリしている様です。無理もありませんね。

元々、日本の家は外と同じようなものです。

雨が多いので屋根は重要ですが、それ以外は通気性を考えつつ断熱は後回しでした。


今でもあるのかは分かりませんが、田舎では窓ガラスの入っていない家があるとか。

日本の昔の家にガラスはありませんからね。障子や雨戸位で、後は格子です。

最低限の防御は出来ても隙間風は入りますし、温度的には外とあまり変わらないでしょう。手元の火鉢で暖を取るのは昔話ですけど、今はコタツ?かな。



追記

その昔、東北のとある観光地へ旅行に行きました。

観光地ではあるものの、皆さんバスで来て通過する場所だった。

そんな場所に古い木造の旅館があってお世話になりました。

良い感じの建物でしたが、当然ながら断熱性能は低い。多少隙間風が入る感じで寒かった。

季節は秋頃でしたが、私的には冬。

夜はストーブを付けて近くに居ると暑いけど、ちょっと離れると寒い。部屋を暖める能力は無いのです。正確には、熱が逃げてしまうということですね。

寝る時に火を落とすと、瞬時に冷えて来ます。

それから、寒い風呂。この風呂も風情があってよいものでしたが、、、。

昔懐かしの、総タイル張り。綺麗に作り込んであって良い感じですが、当然寒いのです。外と大差ないから、0度付近だったかと思います。

湯舟は暖かいけど、出た瞬間にガンガンと冷えます。

急いで体を拭いて、服を着てと大忙しな思い出でした。

 

あの宿は、もう無いのでしょうね。



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