2024年2月1日木曜日

1/48 A-10C アカデミー製 その1

少し前に発売された新型製品です。

メーカーは韓国のアカデミー。

箱も大きいですが、中のパーツも大きくモールでも綺麗です。その割に、価格が抑えられている。ちょっと不思議な製品。


パッケージ


この製品に限りませんが、スケールモデルは売れません。特に日本国内では、相当厳しい筈です。だから、何処かが輸入して売るとしても発注数は100個とか、そんなレベルになるでしょう。

そのような状況では、1個あたりに上乗せされるコストが高くなる。

昨今のちょっと凝った模型が1万円に近い値段なのは、そんな事情もあるのです。

1万円の価格で100個売っても、100万円にしかなりません。当然、利益は薄いですし、、、。率直に言って、利益を考えている一定規模の企業なら手を出さないレベルです。

A-10C の価格は買値で5000円代半ばでした。なぜか安いのです。


話を実機に向けてみましょう。

これ、案外古い飛行機です。独特の形状で人気はありますが、普通ならとっくに退役しているだろうと思います。

昔は今と比べてコストの制約が弱かったので、色々な飛行機が作られました。戦闘機、攻撃機、爆撃機、偵察機、輸送機、連絡機などです。

しかし、現代ではコストが重く1つの機体で複数の役割を持たすのが大半です。共同開発や、開発しないで購入するというも普通でしょう。

同じく人気のあるF-14 はとっくに退役しています。あれも古いので当然ですが、コストが嵩むからF-18 に置き換えられ、更にF-18 は多用途向けに改造されています。

A-10 は変わりがなく(対戦車等の攻撃に特化した機体)、湾岸戦争?あたりで再評価されたのでしょう。

同様に、ハリアーも息が長い。今後はF-35B に置き換わるのでしょうけどね。



話を戻して、この模型ですが、、、。

しばらくは手を付けずに、積んでおく予定です。

大物なので場所の問題などもあります。


ちなみに、同じ1/48scale のA-10 を昔組んだことがあります。

確かモノグラム製でしょうか。

今ほどの環境も、技術も無かったので適当に作って捨てたような。

仮に残っていても、製品レベルで雲泥の差でしょう。




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